ブレーキおよびクラッチのパイプのジョイントをインチからミリサイズのねじに変更


ブレーキおよびクラッチのパイプのジョイントをインチからミリサイズのねじに変更

 日野コンテッサ1300 (日野ブリスカ1300/日野コンテッサ900/日野ブリスカ900/日野コンマースを含む) のブレーキやプラッチのラインには、ルノー日野4CV以来の伝統である国際規格のSAEのインチ・サイズ (3/8-24) を使って来た。

 しかし、トヨタとの提携が発表され (1966年10月) 、巷では、生産中止の話しが広まった1967年のある時期からブレーキおよびクラッチのパイプのジョイントをインチからミリサイズのねじに変更をした。

JIS Pipe Joint

 現物をチェックすると、ブレーキは10mm、P=1である。クラッチは、12mm、P=1である (上記の図とは異なる) 。当時の資料によれば、セダンは、PD100-545973以降、クーペは、PD300-103443以降である。よって、インチとミリのクルマの間には、シリンダー・アッシー (ブレーキ&クラッチ共に) 、4wayジョイント、各ホースなど、互換性がないから注意が必要である。尚、ブレーキ・ホイール・シリンダー、ディスク・ブレーキ・キャリパー、またクラッチ・リレーズ・シリンダーは、変更がないので、インナーキット含めて、互換性はある。

interchangablity list

 この目的の背景は明確なものはないが、当サイトオーナーの分析では、当時のトヨタ (RT-40など)はJISであり、この変更の時期 (1967年4月以降) からみて、コンテッサの延命のためか、それはトヨタへの統合も背景にあったのかと視ている。

 以下は、現物のシリンダーの比較である:

Master_Cylinders_1Master_Cylinders_2Master_Cylinders_3

JISのミリ規格のシリンダーは、パイプを接続するためのジョイントが廃され、ボデーと一体化された。簡素化、コスタダウン、そして生産・組付けの工数削減、これはやはり、トヨタの影響と思われる。

【参考文献】

  • 日野コンテッサ1300整備解説書(CONTESSA1300 MODEL:PD100 SHOP MANUAL)、昭和39年9月1日
  • 日野コンテッサ1300クーペ整備解説書(CONTESS1300 COUPE)、昭和39年12月1日
  • 昭和42年4月25日付け、デーラー・ノート:No.小-0375 (4.2)

(SE, Original 2012.12.16)

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