リアのバンプラバー - 実践編


Bump Rubber 1

 当時の日野の資料には、右の図のようにバンプラバーを短くしたのもが報告されている。その目的は、「操縦性並びに乗り心地の改善」と簡単・明瞭な説明である。約20mmの短縮であるが、タイヤの動きとしては、おそらくその倍の40mm程度のストロークになると思われる。この改善は、当時の悪路で簡単に比較的固いブンプラバーを突き上げて、「乗り心地」の悪さを露呈したのではないかと、またユーザーからの意見もあったものと推測する。また、それは不本意・不用意なオーバーステアなども結果的に簡単に誘発したのではないかと考える。

 この改良型のバンプラバーは、「1965年8月より(旧品消化後)」とあり、車台番号では、例えば、クーペならば、「PD300-100065以降」としている。それならば、市販された、あるいは現存するクーペは(ホボ)すべてにこの短いバンプラバーが装着されていることになる。ただ、問題は、未だかつて、40数年もの間、この短いバンプラバーを装着している個体(クーペ、セダン共に)を見たことがない。補給部品もしかりである。自分としてはミステリー状態である。もし、本サイトの読者でこの短いバンプラバーを装着されている個体を所有されていたり、あるいは見たことあるならば、ぜひ、本サイト(こちらから)に連絡されたい。

Bump Rubber 2

 この短くし、ストロークをかせいだバンプラバーは、まさに「操縦性並びに乗り心地の改善」のために大正解であり、コンテッサをもっと楽しくドライブするにはぜひ、あるいは必須の改善ポイントと考える。単なる「ロール率」のためだけの不当に固いリアスプリングの改善と共に変更したい試すことを薦める。右のカットした写真を参考されたい。

 日野自動車はこのバンプラバーの問題を知っており、改善策出していながら、それが市場に反映されなかったのは何故だろうか?発売当初にすでに数万個の在庫(これはロットとして考えづらい)を抱えたのだろうか?あるいは対処をする前にコンテッサ1300そのものが製造中止になってしまったのだろうか?

 いずれにせよ、日野コンテッサ1300をもっともっと「ファンツードライブ」にしたいならば、適切なるリアスプリングの選択と共にこのリアのバンプラバーの改善が必須アイテムである。

参考文献

  • 昭和40年6月18日付け、デーラー・ノート:No.小-0293 (3.3)

(SE, Original 2012.3.13)
(改編 2014.1.24)

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