1966年5月29日:チームサムライ、SCCA & CSCC リージョナルポイントレース、カリフォルニア州サンタバーバラレースウェイ


 カリフォルニア州サンタバーバラは、チームサクライの拠点近くのロサンゼルス国際空港かラ北西へとCalifornia Sate Route 1 (通称、PCHPacific Coast Highway) で100キロほどの風光明媚な景勝地です。現在はなくなったサンタバーバラレースウェイは当時のサンタバーバラ空港の滑走路などを利用したセブリング (Sebring International Racewayなどのような所謂エアポートレーストラックで2.5マイル (およそ4キロ) です。今のサンタバーバラ空港は施設が変化したが当時のMarine Corps Air Station Santa Barbara (Wikiと現在のGoogle Mapからのサンタバーバラ空港 (HP) を比較、また当時のレーストラックの構成を参考されるとどのようなものがわかります (以下に添付)。また、ビデオの写真の中にあるように当時は、スーパーグッビー (Aero Spacelines Superr Guppy) で有名な基地でもあったようです。

コンテッサが遅いのは何らかの利用があるのだろうか?ミニに比べて明らかな違いがある。

 5月8日のラグナセカからもどり中旬にはチームの作業も平常状態に戻り、ブローせず無事だったエンジンもノーマルに近いボブ車は70馬力、少し手を加えたピート車は80馬力程度だったことも確認できたようです。

 ピート車のエンジンはさらなる改善を進め、91馬力を目指しました。それには、

  • クーリングファンを6枚から3枚に
  • カムシャフトを300度から280度に
  • 圧縮比は10で変わらず
  • オイルクーラーのフロントへの移設

これらや新たなモディフィによるゲインについての分析は、

  • 十分な慣らし運転で3馬力
  • 排気バルブの変更で2馬力
  • 圧縮比 9.0から10.0で4馬力
  • ピストンリングのフリクション低減で2馬力
  • クーリングファンの3枚かで4馬力

 結果的に91馬力エンジンが出来上がり、例によってウイロースプリングスでのテスト走行を繰り返しました。

関連参考資料】

19660903 04 26TH SANTA BARBARA ROAD RACES


【参戦記録】

年月日レース名称 場所 ピート・ブロック ボブ・ダンハム
1966/3/20 SCCA ウイロースプリングス カリフォルニア州 3位 4位
1966/5/1 USRRC リバーサイド カリフォルニア州 リタイア リタイア
1966/5/8 USRRC ラグナセカ カリフォルニア州 3位 4位
1966/5/29 CSCC リージョナルポイントレース サンタバーバラ カリフォルニア州 リタイア リタイア
1966/6/19 CSCC ナショナルポイントレース ラスベガス ネバダ州 3位 リタイア
1966/7/3 CSCC リージョナルポイントレース パモーナ カリフォルニア州 不明 不明
1966/7/23 CSCC ナショナルポイントレース リバーサイド カリフォルニア州 3位 4位
1966/7/31 トランザムシリーズ バージニア バージニア州 不明 不明
1966/8/14 6時間耐久 リバーサイド カリフォルニア州 1位、後に失格 リタイア
1966/8/24 SCCA ソルトレークシティ ユタ州 4位 3位
1966/9/4 26th Santa Barbara Road Races カリフォルニア州 不明 不明
1966/9/5 SCCA コンチネンタル・ディバイド コロラド州 リタイア 4位
1966/9/18 Riverside 4-Hour race for Trans-American Sedan Championship リバーサイド カリフォルニア州 不参加 リタイア
1966/10/2 トランザムセダンサーキット ラスベガス ネバダ州 不明 不明
1966/10/30 FIA/CASC/SCCA第9回タイムズGP リバーサイド カリフォルニア州 1位 4位

(註) 上記データは本サイトオーナーの数十年にわたるリサーチの結果です。当時の資料 (日野自動車の計画、プログラム、雑誌など含む) および最近のネットでの情報を基にしたものです。“不明” とあるものは、計画にあったものの実際の参戦について明らかな検証できてないものを指します。略号については以下の通り:

(SE, 2016.8.14, Original)

【注】本シリーズの内容は、本サイトの各ページ同様に当サイトオーナーの40年余りの情報収集
 (当時の現場におられた当事者の聞き取り、関係者&ユーザーの意見、各種資料の収集&購入) 、
諸々も取材、そして実車を通してのインサイト (insight:洞察、見識) を整理したものです。


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