1966年7月23日:カリフォルニア州リバーサイドレースウェイ SCCA/CSCC ナショナルポイントレース SCCA National Riverside


 南カリフォルニア州、ロサンゼルス空港 (LAX) から東へ約70マイル (およそ112キロ) のリバーサイド (Riverside) に位置した今は無きリバーサイドレースウェイ (Riverside International Raceway) での SCCA/CSCC ナショナルポイントレース (SCCA National Riverside) です。


 6月19日以降、どのような進化があったかは正確には調査は出来てません。ただ、性能的には圧倒的軽量のミニ2台を追撃するまでには至らないものの、初期的な不安定から脱出してレーストラックでのミニマムの戦闘力を備えてきたと推測します。

 この日のレースについては、当時の Riverside International Raceway の月間誌、RACEWAYのAugust 1966にRIVER NATIONALSとして日野の名前と共に記述されています。また、The Wild Ones invade Riverside (“あらくれものがリバーサイドに侵入” とでも訳そうか?) には当時の世相を表しているようで、その一翼を担ったのが日野とコンテッサでもあるようです。

 当サイトオーナーの分析では、この時点でおそらく日野コンテッサの潜在能力がレーストラックにようやく認められてきたのではと考えます。

 RACEWAY誌の11ページのこの日のフォード・コブラ 289 (#7) でA/B/C/Dプロダクションでのオーバーオール・ウイナーのDon Peclham (アマチュアレーサー) は、1970年代の後半、当サイトオーナーが長期滞在したオレンジカウンティ (Orange) のコンピューター会社のエンジニアであった頃、氏も同じ開発部門におり日常的にお話しをする機会がありました。いかにもCAL-TECH (えり抜きの秀才が集まるカリフォルニア工科大学日本の京大のようなものか?) 出のいわゆる当サイトオーナーから見れば雲のうえのようなスーパープロブラマでもあった氏のオフィッスの壁にはコブラの写真が沢山飾ってありました。社内では氏がレーサーでエルビスのコブラだっという話よりCAL-TECH出のエンジニアとして一目おかれていました。しかし、残念ながら “コンテッサ” はおろか “日野” という名前についてはまったく知りませんでした。それが当時の米国での一般的な日野&コンテッサの認知度というものでしょう。

関連参考資料】

1966 Riverside Race Track


【参戦記録】

年月日レース名称 場所 ピート・ブロック ボブ・ダンハム
1966/3/20 SCCA ウイロースプリングス カリフォルニア州 3位 4位
1966/5/1 USRRC リバーサイド カリフォルニア州 リタイア リタイア
1966/5/8 USRRC ラグナセカ カリフォルニア州 3位 4位
1966/5/29 CSCC リージョナルポイントレース サンタバーバラ カリフォルニア州 リタイア リタイア
1966/6/19 CSCC ナショナルポイントレース ラスベガス ネバダ州 3位 リタイア
1966/7/3 CSCC リージョナルポイントレース パモーナ カリフォルニア州 不明 不明
1966/7/23 CSCC ナショナルポイントレース リバーサイド カリフォルニア州 3位 4位
1966/7/31 トランザムシリーズ バージニア バージニア州 不明 不明
1966/8/14 6時間耐久 リバーサイド カリフォルニア州 1位、後に失格 リタイア
1966/8/24 SCCA ソルトレークシティ ユタ州 4位 3位
1966/9/4 26th Santa Barbara Road Races カリフォルニア州 不明 不明
1966/9/5 SCCA コンチネンタル・ディバイド コロラド州 リタイア 4位
1966/9/18 Riverside 4-Hour race for Trans-American Sedan Championship リバーサイド カリフォルニア州 不参加 リタイア
1966/10/2 トランザムセダンサーキット ラスベガス ネバダ州 不明 不明
1966/10/30 FIA/CASC/SCCA第9回タイムズGP リバーサイド カリフォルニア州 1位 4位

(註) 上記データは本サイトオーナーの数十年にわたるリサーチの結果です。当時の資料 (日野自動車の計画、プログラム、雑誌など含む) および最近のネットでの情報を基にしたものです。“不明” とあるものは、計画にあったものの実際の参戦について明らかな検証できてないものを指します。略号については以下の通り:

(SE, 2016.10.9, Original)

【注】本シリーズの内容は、本サイトの各ページ同様に当サイトオーナーの40年余りの情報収集
 (当時の現場におられた当事者の聞き取り、関係者&ユーザーの意見、各種資料の収集&購入) 、
諸々も取材、そして実車を通してのインサイト (insight:洞察、見識) を整理したものです。


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