50年前,40年前、そして今


50年前,40年前、そして今  - 日野コンテッサ1300(2012年7月22日)


 1961年、日野はイタリア、トリノのミケロッティ社と社運を掛けた日野コンテッサ1300のデザインとプロト車両開発 (セダン、クーペ、そしてコンバーティブル) の契約を結びました。年明けて,1962年2月には、日野から造形エンジニアを派遣、同時にプロト車両開発のために数台の日野コンテッサ900のパワートレイン付きシャシー&フロア廻りが送られました。以下は誠に勝手な個人的なもの含めた記述です。

【50年前:1962年7月】

 デザインのフリーズ後、プロト車両開発はおよそ5ヶ月を経て、6月後半に何とか完成。コンテッサ900のシャシー&パワートレインであるものの、トリノの郊外を日野の車両開発エンジニアがテスト、走行可能であることを確認し、日本へと秒読みで搬出されました。50年前の1962年7月は、日野コンテッサ1300にとって、プロトがちゃんと出来しかも走ったと言う誠に記念すべき時と考えております。

196207 Trino to Japan w500

デザインで描かれた通りの外観、ブルーとホワイトのツートン。艤装もちゃんと組み込まれた。中味は900でも50~60Km/hの速度は出たようだ。写真は港迄搬送するために運送会社のトランスポータを前にしたものと推測する。奥に見えるクルマ達が気になるが、これらはミケロッティの下にあったいうことは? 二段重ねの上のボディは、マセラティ5000GT イニエツィオーネ・クーペだろう。このミケロッティ社の公房での初の試作車は1962年3月のジュネーブショーで発表なので時期的にはこの写真の意味していることはつじつまが合う。

197207 R144 w400

当時の国道141号線の野辺山の地はこんなに荒れていた。現代のドライブではエアコンも入り、この場所は気づかずに通り過ぎてしまうかも知れない。この写真の色合いも当時のSAKURA。一番、気にいったメリハリのあるフィルムだった。

【40年前:1972年7月】

 学生の時に徹夜のアルバイトを元手に,既に生産中止になっているにもかかわらず日野コンテッサ1300Sを購入しました。しかし、本当はあこがれのクーぺが欲しかったのですが、雲の上のような価格であきらざるを得ませんでした。1971年には、晴れてサラリーマン、ボーナスをアテに2年ローンを組み、まだ1度しか車検を経てないクーペに乗り換えました。さすがクーぺです。色々と遠出をしました。1971年は関西方面にドライブ、40年前の夏は国鉄最高地点を目指しました。

【今は:2012年7月】

 日野コンテッサ1300がミケロッティ社を出てから早半世紀 (50年) 、念願の自分用の日野コンテッサを持って40年余り、今だ、同じことを繰り替えております。当時からコンテッサは、他車と比較して馬力のない重いクルマでした。その当時からどうすれば少しでも楽しいクルマになるものかと,自分で手を入れてました。考えてみると今だ、それをやっているということです。しかし、最近、思うことは、いくら現代のテクノロジーを入れようと、日野コンテッサ1300の基本は50年前に設計されたクルマだということです。それを頭に叩き込み、当時の整備の考え方、メンテナンスの方法、ドライブングと、そして尊敬の念をもってこれらは守ってやらねばこのクルマは潰れる、あるいはダメになるということです。

201207 PD100

大黒PAの第三日曜日のHCC95のおじゃまさせていただいた。何時もモダンスポーツ含めて皆さんとの取り留めのない会話でエネルギーを頂く。天気が良ければ、昼飯前の人車一体の超健康スポット&ドライブである。

(SE, 2012.7.22, Original)


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