コンテッサ1300と他のミケロッティ・デザイン車の共通性・類似性


 日野コンテッサ1300の包括的なデザインを担当したイタリアのかースタイリスト、ジョヴァニ・ミケロッティ (Gioanni Michelotti) さんが生涯に2,000と3,000とも言われる車両のデザインも直接的 (所謂、ボデーにGMマークをつかたあるいは公に公表) あるいは間接的 (所謂、、他の工房でデザインを担当したとか、あるいは公に公表しない) に関わった言われています。どのデザイナーも彼ら自身の明らかな主張があり、独特のカーブの使い方、あるいは時代と共に進化の過程などブランドは違ってもその脈略を見て受け取れます。

 我が日野コンテッサ1300もその例外ではなく、多くの点が感じられます。氏のデザインの流れ。あるいは脈略を感じ、知ることは実に面白いものです。ミケロッティさんのデザインの軌跡を歩む学ぶ様であり。正にそれは音楽の楽曲であったり、絵画のような素晴らしい作品を鑑賞する様でもあります。

 本稿では当サイトオーナーが感じているポイントを適宜、書き綴って行きたいと思います。

1966 Contessa Heater CTL

【空調コントロール

 右の写真は、日野コンッサ1300のデラックス車のラジオの下にある空調コントロールのレバーは吹き出し量の調整ノブです (日野コンテッサカタログ、R123-50 66.1より) 。

 クルマのスイッチなどのユーザーインターフェースに絵文字を使ったのはミケロッティさんが先駆者であり、その最初のクルマは日野コンテッサ1300であったと当時の謳い文句にありました。

 当サイトオーナーもその斬新さと先進性にまさに惚れました。コンテッサ1300を好きになった多くの要素の一つです。これは今でも変わることなく続いております

1972 Lacia Flavia

 さて、右の写真は、”Lancia fulvia elaborazione michelotti squadra corse contatta l'utente…” 、イタリア語ですが、都合よく解釈すると「ミケロッティの会心の作、ランチャ・フルヴィア、連絡はレーシングチーム,,,」となります。これはランチャ・フルヴィア・クーペの競技車両がeBayに売り出されていた際の文言です。

 この個体は1972年製の様です。実に明快にコンテッサ1300からのデザインの脈絡を感じ取れるものです。

 右の写真のようにコントロールパネルの上には、「MICHELOTTI 039」とあります。これは何を意味するのでしょうか?当サイトオーナーは、目下、まだ不明です。いずれにせよ、ランチャ・フルヴィア・クーペのデザインにミケロッティさんは大きな関わりをもっていた証しと分析します。

201670104 Wheel Caps

ホイールカバー】

 右の写真は、日野コンッサ1300のデラックス車のホイールキャップ (セダン&クーペ共に1965年のある時期以降のデザイン) です。

 右下の写真は、Fiat 1500 /1800用 (wiki- Fiat 1300 and 1500) です。一般に小径のキャップだけと思っておりましたが、この様なフルカバーのものがあっとようです。eBayの中で見ることができます。

 日野コンッサ1300同様に、イタリアのFiat 1500は、ミケッロティが全面的にデザインに関与していたと理解しております。

20170104 Fiat 1500 1800 Wheel Trim

 穴の形状のディールな大ききさ感は若干異なりますが、両車は、ミケロッティのデザインでありますので、その類似性は明らかです。どちらが先かとi云えば、Fiatのそれは1961年発売開始なので当然のことばがら、日野コンテッサ1300のデザインは後となるでしょう。

 日野コンテッサ1300は、今でも他の同時代のクルマ同様に、アルミホイールを装着するケースも少なからずあります。ビジュアルな面でのオーナーの主張、または鉄のホイールのコンディションの問題と推測します。また、ホイールキャップに至っては、錆やデコなどの問題の修復可能性の問題は大きいと思います。

 ベストは当時のオリジナルのメッキなままであれば良いのですが、社外品含めて、当時の品質はロットにも差があり、良い品質ではなかったのコンテッサ1300も例外ではありません。最近、よく見かける再メッキのキャップは、残念ながら梨地の部分までメッキが施されて全体的な立体感が出てないのが残念です。後工程に手間のかかるので仕方ないのかもしれません。

(SE, 2017.1.8, Original)
(Added, 2017.2.4)


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