2017.1.14:スタッドボルト (ハブボルト) のスプライン、その後

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 多くの皆さんのご意見に感謝します。

 未だ断定できる結果はありませんが、当サイトオーナーの考えでは、金属加工を生業としておられる識者のご意見は理解できるもので、現在、以下のように考えます:

  • スプラインの数の違うハブボルトを使うか?
    =>ハブ側は鋳物、ボルトはSC材でより強度が高い。よってハブ側を痛める可能性があり、極端な場合は亀裂を呼ぶかもしれない。よってスプライインの異なるものは入れたくない。
    =>これを商売として、顧客から依頼を受けたら、それは断る。
    =>では自分のクルマにそれをやるか、やらないとは言えない。入れるにはプレスを使い慎重に行う。
  • ハブとハブボルトを空回りを防ぐためにタック溶接 (これは外すことを考慮) を入れるか?
    =>上記と同様に、ハブとボルトは材質が異なり、すべきではない。
    =>これを商売として、顧客から依頼を受けたら、上記と同様に、それは断る。
    =>では自分のクルマにそれをやるか、やらないとは言えない。実際にした。
  • トヨタのボルトはスプラインが同じであるが使うか?
    =>ピッチが1.5なので1.25の日産の方が細かいので破損、破損に強いなどメリットあり。よって日産の1.25を使いたいのは本音である。しかし、一般の走行ではどれだけの違いがあるかは常識で考える必要あり。

 以上が大まかな感じです。要は商売なら様々なリスクを考えればそれは行なわないだろうと推測します。

 自分のクルマにする場合には、自己責任であり、それは方法がなけれなやってしまうだろうと言う感触です。ただ、それもある程度の安全性を考慮してのことで、現物がどんなものかを無視してするものではありません、飽くまで、知見、経験、確かなる予見をもって行うことです。

 後は日産に確認しての報告となるでしょう。

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