2017.4.9:ミッション、構造を考える

20170409 Conical shim

 四半期世紀以上も昔の若い時代のころは多くは、例えばミションであるが、整備マニュアウル通りバラし、再度組むなどとあまり細かな芸当はしてません。それも気合というか若気のいたりのエイヤでぶっつけ仕事のようなものでした。すなわち、バラした通りに組み直すと、オーバーホールと言ってもそれほど難しいことをした訳ではありません。

 さて、歳をとるとスピートも脳みその回転と共に鈍化するようで、結構時間がかかってしまいます。どの作業一つとっても同じです。しかし、反対にエイやではなく、一つ一つの作業を理にかなっているかを確かめながら進めるようになってきました。今回のミッションもその一つです。コンテッサのミッションは大きく分けで三世代あり、第二代に作られた鈴鹿用のギヤのみのを第三世代に組み込もうとしています。いまではそのようなことに対して、素人に参考になるような情報、すなわちデータもノウハウはどこにもありません。

 そこで50年数年前の日野の第一世代の整備マニュアルを基本にして、その他もろもろについては、他のクルマ、今回はホンタシティ (第一世代) やBMW320などの結構ちゃんと書かれている整備マニュアルを参考にして、自分用の新たなミッションをどう組むか検討するようになりました。それはミッションの整備の原理原則を学ぶようなものです。その意味ではこの作業で日野の当時のマニュアルに頼る必要がない、また本当はどうあるべきかも含んだ新しい日野コンテッサ1300用の整備マニュアルが創り出されても不思議ではないと思うものです。

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