先日のアイドルギアを破壊させてしまったシリンダーヘッドも再度試してみたいと思うものの、こちらのヘッドも魅力を感じております。
70年代の前半、コンテッサ1300でまだレースをしたいと進めていた友人がそれを断念した際におそらく出来なかった悔しさでしょうか、クルマを切り裂き、エンジンも同様にバラバラにしてしまいました。おそらくよくある事象で本人以外に使用できなくしたのではと推測します。
使えそう部品を引き取りたいとネゴしましたは残念ながら本人がなかなか了承しませんでした。そんな経過である日、雨ざらしになっている場所から浦島太郎のようにいくつかの部品を手にすることができました。
このシリンダーヘッドは自分では一度も使用しておりません。その理由は画像のようにエキゾースポートの改善で削り過ぎたようです。おそらく何回かの改善で結果的にこうなったのでしょう。
ただ、こちらのシリンダーヘッドの方が、自分で改善したポートよりはポートや燃焼室全て綺麗に加工されています。専門家によりポートィングされたと分析します。ただ、圧縮比はそんなに高くなっていないようです。