昨日土曜日 (8/24) の朝日新聞の夕刊をみて気がつきました。ミニ生誕60周年の記事が日本市場の立役者こと丸山さん (最近ではCOBRA DAYTONA CSX2602のオーナーとして世界的に有名) をフォーチャーして大きく報道されていました。日本ではFISCOでこの土日に二日間の大イベントが行われたようです。FaceBookの友人たちもFISCOからリアルタイムでアップしています。本家の英国でもMini's 60th celebrations in 2019を開催、現行MINIのMini Cooper 60 Years Editionが発売されて生き絶えることなく今後も成長するのだと意気盛んで実にうらやましいものです。
このミニ、1959年8月末に販売されたようです。まさにこの8月末は60年目の記念すべき時なのです。画像の左のThe Autocar, AUSTIN SEVEN、28 AUGUST 1959は、その記念すべき一冊です。運良く、今から数十年前にカリフォルニアの古本屋で他のThe Autocar何冊かとともに手にしていました。この号にミニ、すなわちAUSTIN SEVENについてサプライヤ含めてそのすべてが解説されています。今でも時折ながめるのが楽しい一冊です。たまたま手にしていたのがラッキーだと思っております。
さて画像の右のhow to Modify your MINIはエンジンのチューンアップ本です。これも何十年から参考にさせていただいております。同じOHVのロングストロークなので共通点が多くあります。燃焼室、CAM形状など多々参考になります。とくにストローカーのセクションは詳細な手法が書かれており、何度読んでも勉強になります。
昨日の朝日新聞の記事から思ったことをメモしました。それに今だメンテ&スープアアップ部品が豊富で、個体も世界に数知れず生息し、進化を止めることのないミニに嫉妬を感じるものです (参考:CRANKSHAFT 84MM STROKE EN40B STEEL CRANK) 。それに比べればコンテッサなんで何十万分の1の個体数、部品もノウハウも無い無いずくし、そんな環境で進化したいなんて頑張るには、実に無駄な努力と思うものです。