都内北の丸公園の東京国立近代美術館工芸館、”所蔵作品展 パッション20 (20 passions for Crafting Crafts) = 今みておきたい工芸の想い" 展を見学しました。
昨年発表された石川県への移転、報道によれば地方移転でも "東京国立近代美術館工芸館" とするそうです。現工芸館が所有する美術工芸品の70% (1,900点) 以上は新たな工芸館に移転するそうです。
都内の一等地での最後の特別展、見納めと思いしみじみと見学しました。
中でも鍛金造形家 橋本真之氏の作品は圧巻です。工芸館の前の "果樹園 - 果実の中の木もれ陽、木もれ陽の中の果実 (1878-1988) "、さわると数ミリの厚さの鉄板です (下の画像) 。これを人間の腕とハンマーで叩いて創るとは!それも10年以上もの時間、恐れ入ります。
鍛金は個人的には興味あるもので何時の日かは銅板の四角い自分専用の卵焼きフライパンを作ってみたいな思っていますが、それは少し甘すぎますね。