この日はCOVID-19 新型コロナの自主規制緩和とあって延期の練習会となりました。コースは昨年の初回以来、基本的に同じで、ベンチマークにはもってこいです。
関東圏も梅雨に入り、本人の期待を裏腹にやはり天気予報通りの雨となりました。コンテッサ はやめてメガーヌ にしようとも考えました。しかし、今回、試したいこと3点あり、無理をして雨の強まる中、筑波のジムカーナ場に早朝、向かいました。
通常でしたら、現場で適切なプラグを換えるですが、今回は雨でやってられないのでBP-5ESのままとしました。
さて、1本目、まずコースを確かめる様に走行、しかし、ウェットは確かに結構すべる、結果的には八の字で見事、コントロール不能になりました。そして、懸案の右ターンでの油圧低下、これも最後の180度ターンで見事に的中、これは試すことの1点であり想定通りです。早速、予定した通り、0.5Lオイルを入れました。
2本目、一本目のスピンがあり、慎重になったものの、最後の270度ターンの入り口で尻を出してしまいました。すなわち、スピン、これもドライビングの未熟です。しかし、油圧低下は発生しませんでした。おそらくギリギリのところで吸い上げているのでしょう。これはその後も発生しませんでした。と、いうことは競技の際は、既定のレベル+0.5Lを入れろということでしょう。想定上はクランクとの干渉のないと見ています。
3点の確認事項、残りの二つが今回新たに入れた昔使っていた街乗り様でないKONIのショックの感触とグリップタイヤでないミシュラン エナジーセイバー (最新のエナジ-セイバー 4ではない) がどんな感じかということです。
今回入れたKONIでノーズダイブは大幅に改善されたと感じております。ただ、濡れた路面で関係してか、スピンの問題につながったかもしれません。万能ではないのでこのままドライでのテストを期待しましょう。おそらくドライビングも変えないといけないと思いますが、自分にその能力を備えているか別問題です。
ミシュラン (175/70R14) は4.5J鉄ホイールです。普段の街乗り専用です。昨年の浅間台の経験でF=2.2 R=2.8に増やしました。今回、ウェットではスピンの連発で椅子にすわったままどうするか悩んでいたら隣のNDさんから色々アドバイスをいただきました。基本的は増やすか、減らすかしかない訳で、その方の経験論で増やすことにしました。3.5~4.0でもいいとか、でもそれはちょっとと、結果的にF-2.8、R=3.2としました。結果論は正解だったようですぐに尻が流れる感触は大幅に減りました。ありがとうございました!
この日は、色々ありました。まず、早朝の常磐道で水温が際限なく上昇することです。今までにない初めての現象、2つの電動ファンが自動的に常時オンで何とか谷和原ICから一般道にでました。水温は下がりました。なぜでしょう?その場でわかったことはどうもフロントに水が回ってないと、ヒーターがまったく効かないことでそう判断しました。
往路は一般道だから何とかなると、楽観的にしてました。しかし、ジムカーナ場では気になりました。それはなぜか? デフロスターが効かないことでウインドウの曇りがどうしようもありません。拭いても追いつかないので雨ではありますが、助手席の窓は開けた状態で走りました。
昼の時間にヒーターが温まらない、しかしヒーターホースはいつも通り暖かい、そうすると残りはヒーターコア内のエアだと考えました。早速、エア抜きのホース (実は常備している!) と取り付けて試してみたら (画像参照) 、バシバシ音を立ててエアが出ました。なるほど、これか? でも何時、こうなったのか?これは推定はあるものの確定はできてません。
そんなこんだで、今回の練習会はあまり走ることに集中できるようなマインドではなかったです。帰宅して車載ビデオを見ると、気持ちの入ってるの1本目だけか、2本目で完全に自信喪失となり、3本目以降、まったくも気の抜けた、自分でも見るのも嫌になる様な光景です。でも、これも経験、それらをどうコントールするかも課題と前向きに考えましょう。
この日は最後まで走らず中座しました。これも一つの選択肢です。
帰路はヒーター (すなわちデフロスタ) も効き、外気導入で窓の曇りがまったくありませんでした。クーラーもないクルマ、今では珍しいですね、でもこのコンテッサ、当時はヒーターすら無かったことを考えば、ヒーターあり、デフロスタあり、大きな進歩です!
ビ筑の皆さん、ありがとうございます。何時も楽しませていただいております。