本日で6月も終わりです。昨年の今頃は予期せぬ骨折でコルセットで固定されてベッドに伏していました。1年を経てみると実に早い、つるべ落としとよく言ったもので歳の儚さを感じる日々であります。
そう言ってもコトは始まらないので地道にエンジンの制作をすすめるしかありません。
懸案事項のコンロッドのリファイン、すなわち軽量化などは目的とせず、教則本通り表面の仕上げです。画像のHow to HOTROD、Small-block CHEVYのコンロッドの改善の図面 (作業指図書) にあるようなポリッシュを開始しました。
まずは全体でどの程度の工数がかかるのか、自分で作業ができるか、工具はどうなのかの確認作業です。先の日曜日の午後、一時間弱トライしてみました。
おそらく結果的にコンロッド4本で荒削りで丸一日の時間、そして軸付砥石の消耗がおもったより激しそうです。そんな具合です。
最終的に、 CHEVYのコンロッドの改善の図面にある作業をこなすには完全な鏡面仕上げにもう1日以上、さらにバランス取りに最低一日と、都合3~5日と気の遠くなる工程です。
また、この梅雨時はあまり気が進みません。何故ならば湿度が高いのでコンプレッサに水が溜まります。できれば乾燥した天気の選ぶ必要があります。
正に地道に楽しみながら進めるしかありません。注意すべきことは欲をかいた余計な削りすぎです。おそらくこれだけは年の功でないと、保守的戦略あるのみです。
このHow to HOTROD、Small-block CHEVYは、1970年代後半にロサンゼルスで購入したものです。表紙のシールにはバーゲンブック オンリー $2.19とあります。価格に関係なくボクにとっては永遠のバイブルであります。