この日 (3月3日) 、早朝から筑波サーキット ジムカーナ場に向かいました。先日のビ筑の第一戦の雨とちがって雲一つ無い南カリフォルニアのような紺碧の空でした。
縁あって、某自動車OEMの皆さんが主催者となった『運転技術練習会 』に参加することができました。内容は以下の通り:
<趣旨>
- イメージは、郊外の駐車場などで、社内の車好き同士が集まって運転の練習をする、という感じ。
- ジムカーナ練習会の形態を取るが、目的はあくまで「運転の練習」。
- タイムは取る。
- パイロンを動かしちゃった場合は自分たちで修正する。
- 各自のペースで、並んで1台ずつ走行する。
- 雨天決行(天気予報は、晴れそうですね)
と、び筑の本戦のような緊張感はなし、前日練習会のようは組織化されたオペレーションもなし、実にゆる〜い手作りイベントでした。
ゼッケンはなし、PTしたら自分でパイロンを元に戻す、撤収の片付けも自分たち、そして計測もアナログなストップウオッチ、記録も紙に手書きです。
さて集まったには直前の欠席者もあり(平日でもあり)、10台の予定が5台でした。車種はスイフトスポーツ、トヨタ86 (現代の)、そしてビ筑でHISクラス ジネッタのカプチーノ、昨年のHISクラスチャンピオンのカリーナ、そして小生のコンテッサであります。
何ともこの5台だけでジムカーナ場を1日占有するという超豪華なイベントであります!
朝7時半に集合、8時にドライバーズミーティング、慣熟歩行、その後、8時45分から午後4時まで昼食休憩を入れて走行となりました。
コース図は以下の通りです:
自分としてはいろいろなことを勉強できる非常に実用的なコース設計と感じました。また走って楽しい設定でした。
何時ものようにプラグを街乗りの5番から7番に変え、タイヤの空気圧をフロント:2.0、リヤ:2.8にセットしました。ここところ長らくリヤは2.6で走っていました。しかし、フロントの約25kg、リヤの約13kg (合計:37,6kg) の減量に伴い。車高の変更などもあり、今回リヤの空気圧を高め、総合的にどのような挙動になるかを試しました。先にビ筑ではノーズの軽快さは感じたものの、その効果を自分のものにするには至っていませんでした。
走行タイムは以下のようです:
1本目、コース確認で5割走行。2&3本目は6割走行、4本目に6割強走行、ここ以降は集中力が途切れたようで後は6割走行でのダラダラと、ビ筑本戦同様、常に無傷で帰宅できる安全圏の7割を超えない約束の走行です。でもブレーキングすなわち荷重移動を軽量化の効果含めて試しました。空気圧についてはこれで挙動も切れ味がよくイイと、今後はこの設定で行こうと考えています。
午前中、9/10本目、13/14/15本目はそれぞれYさん、Hさんに我がコンテッサに試乗いただきました。すべてのパワーアシストは無し、インテリジェンスが必要な4連キャブの旧いレーシングマシン及びRR車をご存知のYさんはすぐに慣れ、2本目で何と自分より良いタイム!、さすがセミプロレーシングドライバー、あと2〜3秒は行けると嬉しい感想をいただきました。お若いHさんには少ししんどい思いをさせてしまったかなと、とんでもなく旧いクルマであるコンテッサで緊張をされたようです。また、ブレーキが効かないと、おそらくパワーアシストのないクルマは初めてのようでした。次回が楽しみです。
そんなこんだで午前中は終わり計15本も、午後も実にのんびりしたムードでした。陽も傾き、終了の4時が近づき、集中力が出てきました。20本目、Yさんのタイムを超え、最後の最後の21本目に3秒台のベストが出ました。良かった!やってみるもんだと思いました。
自分だけではないようで、今回、全員が何と、ラスト1本がベストタイムでした。素晴らしいエンディングとなりました。
と、いうことで1日は無事終わり、記念撮影をし、解散となりました。本件をアレンジいただいたHさん、ありがとうございました。また、参加の皆さん、お話をいただきイイ勉強をさせていただきました。感謝申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。
以下は21本目の走行の車載映像です。
おまけ:先の日筑 第一戦 HISクラス (おまけ走行より、全員ベストタイムを!)
本戦二本目 (画面右) 、右ターン2箇所、荷重移動の失敗、曲がらない!
まだ初心者の域を脱してない!