最近、ビジネス上の課題について、コトの複雑さ (あるいは複雑にしたがる傾向) について以前に執筆した資料の問い合わせがあり、年始年末で時間的余裕があり、その中の肝となる "Simple (単純さ) " というものを再度考えてみました。
執筆した資料に中では、Apple社のスティーブジョブズの "それは私のマントラ (真言) の1つであり、つまりフォーカスすることとシンプルであることです。シンプルなものは複雑なものよりも難しい場合があり、すなわちシンプルにするには、考えを整理するための努力が必要です。しかし、いったんそこに達すれば、山を動かすことができるので、結局それは価値があるのです”、そして、イタリアの博識家、レオナルド・ダ・ヴィンチは "Simplicity is the ultimate sophistication (シンプルさこそが究極の洗練である)" など引き合いに出しました。
これらは複雑なものを克服した結果としてそのような言葉になったものと同感するものです。そして、12月の暮れ、有名な音楽家のショパンも同様な言葉を残してることを学びました。それは、
“Simplicity is the highest goal, achievable when you have overcome all difficulties. It is simplicity...” 「単純さは最も高い目標であり、すべての困難を克服したときに達成可能です。....」
おそらくこれは、例えば、ピアノなど練習に練習を重ねてすべてを学んだ結果なんだと理解します。競技スポーツ選手も同様であらゆる引き出しを持つために訓練に練習を重ね。本番に勝負では、如何なる場面でも体が自動的に反応して、戦えることとなるのだと思います。
素晴らしいですね。人間、いつになっても、精進が必要だと、それも "Simple (単純さ) " を目指してと、自問自答をしております。趣味としてのジムカーナもまったく同じ、普段のクルマいじりもディスクでの思考作業も全く同じと考えます。何事も鍛錬あっての結果しかないのです。
しかし、最終的には、現実論として、理論物理学者のアルバート・アインシュタインは、"ものごとは出来得る限りシンプルにすべきだが、シンプルすぎてもいけない。" と最高の言葉を残しています。これは疑いの余地もありませんが、いずれせよ、シンプルなのが最善であります。
本年も日野コンテッサ1300クーペ共々よろしくお願い申し上げます。