2012.9.29:ピーターセン自動車博物館 - 空力:芸術から科学へ


20120929 Petersen Museum AD

 6ヶ月前 (2012年9月現在) に見学したロサンジェルスのピーターセン自動車博物館(Peterse Automotive Museumに再度、運良く見学することが出来ました。今回の目的は、「AERODYNAMICS: FROM ARO TO SICENCE」、空力:アート/芸術から科学へ、と言うような特別展示を拝見することでした。

 今まで書籍でしか見ことがなかった数々のクルマを自分の目で見ることが出来ました。戦前までのクルマは丁度、自然の産物である魚や鳥のようなフォルムでもあるような見えました。日野コンテッサでも使われたテールをカットするコーダ・トランカcoda troncaまたは、Kammback )は以外や、戦前からあったと思っておりましたが実車では戦後の60〜70年代に入ってからと理解しました。技術の応用・適用というものは結構時間を必要としたのでしょう。「アートから科学へ」、なるほです。

 先のタリアン・デザインの際も同様だったと思いますが、今回の展示のクルマの多くは単なる展示目的の博物館所有でないおそらく個人・組織のものようで、所謂、展示目的だけの生気を感じさせないクルマでなく、正に活きているなオーラありで博物館と言えクルマは走って、あるいはそれを十分感じさせてくれなければ意味がありません。何時もながら、心憎い展示でありました。

 以下の画像はこの特別展示の中の気に入ったクルマです。中にcd値を書いてありますが、オリジナルの表記は「DRAG」です。

(江澤:サイトオーナー、オリジナル:2013.5.20)
(Renewed, 2019.10.14)

20120929 1955 GIHA Streamline X "Gilda" cd = 0.20
20120929 1935 CHRYSLER Airflow cd = 0.50
20120929 1938 DELAHAYE Type 135M Competition Roadster
20120929 1937 AIRMOBILE
20120929 1939 METEOR Lakester
20120929 1965 CITROEN DS cd = 0.37
20120929 1971 McLAREN M8E cd = 0.65
20120929 1979 FORD Probe 1 cd = 0.22
20120929 1996 GENERAL MOTORS EV1 cd = 0.19
20120929 1955 GIHA Streamline X "Gilda" Rear View cd = 0.20


From Diary (過去のダイアリーから) トップ


本ページへのコメント&意見はこちら迄 (実名表記にて) 。
Any Comments to here would be appreciated (Please Use your one name)

全ての内容は、固有に記載のあるものを除き所有権は当サイトオーナー、江澤 智に帰属します。如何なる形式での再利用、複製、また再配布はくれぐれもご注意ください。
All contents, unless otherwise stated are copyright Satoshi Ezawa. So not reuse, redistribute, or duplicate in in any format or way. All pages are not sponsored or endorsed by Hino Motors, Ltd.
全てのページは日野自動車のスポンサーあるいは裏書きのあるものでありません。

© 2004-2018 HinoSamuri.org  - ヒノ・サムライ研