2020.1.21:日野コンテッサの部品を探していたところたどり着きました。


【2020年1月21日, ご意見から】

名前:株式会社東名モータース さま
住所:不明
目的:コメント

弊社の在庫の日野コンテッサの部品を探していたところたどり着きました。

私の子供の頃の車でしたので、なんとなく見たことある車で現在の日本車ではありえない個性的なデザインでそれでいてとても暖かい感じがするということぐらいしか感じていませんでした。

江澤 智様のコンテッサ物語など大変楽しく拝見させていただきました。

またお知恵集なども興味深く拝見しました。

もしや弊社の探しているコンテッサの部品を探す手掛かりをいただけるかもと期待してコメント書きます。

年式 昭和42年 (1967年) 5月

コンテッサ1300 型式PD100になりますが

ポイントコンデッサー
プラグコード
イグニッションコイル

3点を探しておりますが先日ポイントコンデッサーはトヨタ製またはデンソー製のモノが応用できると知りました。ただ、どうしてもプラグコードやイグニッションコイルに応用できる知恵を見つけられない状態です。

オリジナルは、ほぼ無理だと思いますが何かしら応用できるもののお知恵をお借りしたいと思います。

初対面で不躾なお願いですが宜しくお願い致します。

株式会社東名モータース ネット担当サカガミ

【2020年1月23日, サイトオーナーからのコメント】

東名モータース、サカガミさま、

本サイトへのお問い合わせ、感謝申し上げます。ありがとうございます。

ご質問、以下のようです:

<ポイントコンデッサー>

ポイント及びコンデンサーと解釈します。ポイントは、トヨタ品番:04191-40010が同一部品です。私も所有してますがモノタロウはじめ多くのサイトで購入可能です。如何にも記載しています:

代替部品 (少し旧いデータ、しかし努力次第で宝石箱に) => https://www.hinosamurai.org/Knowledge_Base/Maintenance/Over_All_General/Legendary_Alternatives/ 

コンデンサーは、規格上、『コンデンサ容量:0.22マイクロファラッド プラス/マイナス 10% (1,000V. 5Mオーム以上)』です。所謂、その当時の一般的などのクルマでも使っていたものです、これについては、点火系統 - 基本データ (https://www.hinosamurai.org/Knowledge_Base/Maintenance/Power_Train/Ignition_related/IG_Basic_Data/ )にアップしておきました。どこでも購入できます。

<プラグコード>

ご存知と思いますが、永井電子では、コンテッサ1300用と言えば、それだけでウルトラで一般的なものの長さを合わせたものを製作してくれます、どの旧車に使われているいるものです。個人的には一つ問題、それはオリジナルよりは若干長めであることです。このウルトラコードを取り付けたコンテッサは巷で多く見受けますが少々違和感を感じています。

自分のケースで言うと、NGKにプラグコード・パワーケーブル ラインナップのサイト (http://www.ngk-sparkplugs.jp/products/cordcable/index.html ) にある2輪車用レーシングケーブル (http://www.ngk-sparkplugs.jp/products/cordcable/bike_race/index.html ) のストレートタイプを使ったことがあります。このストレートタイプの方が綺麗に装着できます。長さの調整はもちろん必要です、コスパも良いと思います。

その他、細かいことですが、一般的に7ミリと8ミリのケーブルがありますがコンテッサのディスビューのキャップには8ミリでは太すぎ、7ミリが良いです。8ミリはケーグルの被覆を削る必要があります。

また、ケーブルやキャップはMSDなどでかなり自由度をもって部品を調達できますのでそれで製作するのが良いと思います。過去、V8用のもの(これが一番安価)を購入して、都合、2台分、使ったこともあります。

純正品の長さなど必要であれば、週末にでも測ってみます。

<イグニッションコイル>

これも何も特殊なことはありません。通常の”4気筒"用の3オームタイプのものになります。高電圧の1.5オームタイプはもちろん抵抗器付きとなります。よく巷ではコイルについて神がかったようなお話もありますがそんなことはなく、抵抗値など基本を守ることと思います。以下を参照:

点火系統 - 実践編 => https://www.hinosamurai.org/Knowledge_Base/Maintenance/Power_Train/Ignition_related/IG_Practice/ 

ボッシュの青コイルあたりは実績もあり無難かと思います。

ご存知と思いますが、コイルの不具合は中のオイルあるいは冷却の問題です。サイトにも書いているPertronixも一時期のロットにそれが問題があったとネットで記載されている。おそらく製造を中国に移管した際の初期トラブルかもしれません。よくある事象ですで。

以上でよろしいでしょうか?不明点はご遠慮なくどうそ。

コンテッサ1300セダンが快調になることを期待します。

よろしくお願いいたします。

Sincerely / 敬具

Satoshi EZAWA / 江澤 智


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