展示&デモラン出走:2速 (セコンド) だけでも大いに楽しむ! (2011年10月8日)
10月8日 (土) 、「リバイバル・モータリング・ジャパン in 茂原」という第一回とも言うべき「走る旧車のイベント」が開催されました。少し前に主催関係者から問い合わせがあり、「デモラン」をオーケーしました。「旧車は走らなければ1/1のスケールモデル」になってしまいます。元気に走ってこそ「旧車」なのです。
70年代にツクバで始まった「TCAS」のイベント (今日ではJCCA)、レースでもない、ボクも好きだったピリピリ感の無い、ナンバーを付けた旧車でそのまま自分のペースで楽しみ、ちゃんと無事帰るというような時代のものを再現、あるいはそのような場を提供しようというのが趣旨のようです。
デモランと言うことでペースカーが入ると自分で勝手に思っていただらそうではなかったようです。多くの人はやはりそれなりに熱くなっていたようで、ボクも大いに楽しみました。このコンテツはコラム3速で、経験的に2速だけでオートマのように3000~4500rpmぐらい&ハーフスロットルでほぼノーブレーキングで自分の能力(クルマではない)に合わせて走っておりました。本当はもっと回し、ブレーキも使うというのが本筋でしょう。
コンテッサ1300の足はとんでもない設計で基本アンダー、あるところで予告無くオーバーと (ある外国の専門家はこれを「アンダーとオーバーが同時に発生する不思議なクルマ」と評した) 、コンテッサ900やルノーR8の様な人車一体の楽しい軽快な足ではありません。それを改善、いや「正す」ために、リヤはルノーのようにソフトなスプリング (他車を流用) にし、ショックは前後共コニのスペシャル D (もちろんオイル) にしてます。今回はそれを試すことが出来たようです。ターン5(R15)は右に広いシケイン(?)があるので、安心してテールがおだやかに滑り、修正も出来るの感じとることが出来ました。
来年は10月13日 (土) に予定とのことです。その時はもう少し心構えをして参加したいと思います。最初は狭いコースでコンテツには不向きかと思いましたが、返って、ストレートが無い (短い?) タイトなコースが多いので自分のコンテツの挙動を短時間に知るには良いコースと感じました。来年はぜひギヤが4つ以上あるコンテツでと思い悩みつつ、楽しみにしたいと思います。主催者の皆さま、ありがとうございました。
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三つしかギヤのないコラムシフトのコンテッサ1300DX。
でも、ライトのレンズにプロテクションカバー、雰囲気だけは出したつもり。
ピリピリ感の無いピットでは、皆さん、結構、自分でクルマをいじっており、
アマチュア同士の共通の苦労話&話題に大いに話がはずんだ。
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これは1977年4月24日のツクバのスピードフェスティバル。レースでもない走行会。
これがオリジナルのリバイバル船橋だ!
この日は、当時でも年代物の7Jの鉄ホイールにキープしてあったので
往年のファイアストーンのスーパースポーツ・インディを履いて行った。
マフラーはストレート、自宅からはテールにコーラの空き缶に穴を開けた
サイレンサーでツクバに向かった。この走行会もデモランみたいなもので、
後方のブルーのSR311はGPドライバーの白石 春太郎さんだ。
しかし、スタートの速さは凄かった!今、思うと夢のような場面だった。
(SE, 2011.10.8 Original)
(2019.7.21 Updated))
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