参考文献の紹介


 「人は会話をすることで機敏さを養い、書く事で物事の整理を出来、そして読む事で知を養える」と、若い時代の仕事上の大先輩は説いてくれました。これはボクにとって一生の言葉となっております。お手軽な携帯電話や電子メールが主流の昨今だが「現場・現物・現実」に接して洞察をもってコトを考え、実行・実践していることは今も変わりありません。そんな意味で「読む事で知を養える」に値するような書き物を紹介します。

 (PS)このページを新しいフォーマットにする際、何年かぶりに下記の書籍を市場で手に出来るかチェックしてみました。やはり数年のネット市場の流通は素晴らしい進化があるようです。もう入手不可と思っていたのがネット市場で検索出来、売れてしまったものの流通があったこと、また在庫があるなどが手に取るように見えるようになりました。正にGoogleを始めとする検索エンジンの進化、そしてネット・ストアの見事な進化を感じております。ありがたいものです。

(Added, 2020.7.8 - The Doctor's Step by Step Guide to Optimizing Your Ignition)

最新 自動車整備全書

monma
  • 著者:門馬 孝吉 著
  • 出版:自動車工学社(1968年11版。1955年初版)
  • コメント:50年ほど前の整備本である。今日のようはエレクトロニクスもケミカル用品もない時代、また常に調整&オーバーホールを必要とした時代のクルマを対象にしている。それだけに、物事の原理&原則、そしてその応用をして修理行うといった基本が書かれている。今でも通用する最高の整備全書である。自身の手で旧車を整備する人、あるいはそうでなくとも旧いクルマはこうなっていたのだと理解したい人の必読書である。昨今の旧車専門誌(e.g.,オールドタイマーなど)では得られない基本のノウハウがここにある。当サイトオーナーも迷った際には必ず参照するバイブルである。
  • 入手方法:この書籍は昭和40年代に購入しました。今ではかなり困難と推測します。ただし、入手の可能性はあるようです。(最新自動車整備全書 (1955年) [古書] 国立国会図書館サーチ


トヨタ サービスマニュアル ハイラックス(含むブリスカ)

  • toyota briska w200CDライブラリー
  • ハイラックス(含むブリスカ)
  • VOL.1(2006年2月)
  • コメント:トヨタからのハイラックスに関するサービスマニュアルである。原点にある日野製トヨタブリスカも律儀にも収録された。当時の新型車解説書、修理書、取扱書を見る事が出来る貴重な資料である。そこには進化したGR100であるG型エンジンの詳細がある。
  • 入手方法:トヨタ自動車サービス技術部


自動車工学

jidosha kogaku
  • 著者:樋口 健治
  • 出版:朝倉書店 (1980)
  • コメント:自動車の設計の入門の"WHAT"について広範に知る事が出来る。1980年の初版であるが、内容的に60年代後半のテクノロジーが背景の様である。コンテッサの様な今で言う超 旧車の設計情報が多く有用である。
  • 入手方法:自動車工学(樋口 健治)




オートテクニック

  • auto technic SPL 7207'72 7月号 臨時増刊
  • TUNING UP MANUAL
  • 出版:山海堂
  • コメント:当時のモータースポーツを楽しむものにとって愛読されたオートテクニックの臨時増刊。ニッサン、トヨタ、ホンダ、マツダなど代表車種のチューニング方法や部品、またA型やK型のチューンアップ技術が現場のエンジニアによって開設されている。現代の旧車専門誌の記事よりは何倍も読み応えがある。
  • 入手方法:この書籍は昭和40年代に購入しました。今ではかなり困難と推測します。でも、どこかで見たら、即断&即決で購入することをお薦めします。必ず、役に立ちます。


自動車エンジンのチューンアップ

  • Automotive Engine Tuneup著者:林田 洋一
  • 出版:山海堂(昭和43年5月)
  • コメント:雑誌の記事とは異なり、エンジンのスープアップの基本が習得出来る。特に、例えば、「問題は回転を上げることではなく、上がることによって発生する諸問題をいかにして処理するかということである」であり、これは今もって座右の銘である。エンジン全体についてどうすれば良いかを知ることが出来る。
  • 入手方法:この書籍は昭和40年代に購入しました。今ではかなり困難と推測します。ただし、入手の可能性はあるようです。ただし、入手の可能性はあるようです(自動車エンジンのチューニング・アップ (1968年) [古書] )。どこかで見たら、即断&即決で購入することをお薦めします。必ず、役に立ちます。


自動車のチューンアップ

  • Automotive Tuneup著者:矢田 平祐
  • 出版:山海堂(昭和41年10月)
  • コメント:車両一台分、全部について、小気味よくこの小冊子に整理されている。すべてをまず手短に学ぶ、スタートアップには良い。今でも基本を忘れてないかを思い出すには丁度よいボリュームである。
  • 入手方法:この書籍は昭和40年代に購入しました。今ではかなり困難と推測します。ただし、入手の可能性はあるようです(自動車のチューニング・アップ (1966年) [古書] )。どこかで見たら、即断&即決で購入することをお薦めします。必ず、役に立ちます。



'66 オートアクセサリー ガイドブック

  • 1966 Auto Accerary Guidebook発行/日刊自動車新聞社
  • 監修/全国自動車用品卸組合
  • コメント:題名がアクセサリーガイドブックであるが、それだけではなく、マイカー必需品であるメンテナンス部品がOEM純正部品番号とともに社外品メーカー各社の品番とともに掲載されている。また掲載データもサイズなども詳細に記載されている。今となっては、当時の部品がどうであったかが解る。また、最近のネット・オークションなどの掲載の内容をチェックにも結構役に立つ。
  • 入手方法:この書籍は昭和40年代に購入しました。今ではかなり困難と推測します。でも、どこかで見たら、即断&即決で購入することをお薦めします。必ず、役に立ちます。



HOW TO BUILD AND TUNE CAR FOR: PERFORMANCE WITH ECONOMY

  • 著者:David Vizard
  • 出版:S-A Design Publishing Comany (1981)
  • コメント:上記の how to MODIFY your MINI の著者と同じDavid Vizard氏によりものである。それと同様にガレージチューナーのバイブルである。高度はチューンアップを目的としたものでなく、無理をせず如何に気持ち良いエンジンにするにはどうしたら良いかについて、エンジンの原理・原則からはじまり、エンジンの各部位の無駄を取り除く形状&加工、そしてその組み付け方が丁寧に説明されている。もちろん、その効果についてはダイナテストの比較でも明らかにされている。エンジンをいじる前にかならず読むべきである。(SE)
  • 入手方法:残念ながら日本のアマゾンでは検索できない。米国のamazon.comで購入できる。

Automototive Electrical HANDBOOK

  • 著者:Jim Horner
  • 出版:HP Books (1986)
  • コメント:クルマの電気配線について、電気の基礎からワイアリングの実践まで要領よく記述されている。日本で流行したアーシングも何故重要かまた如何に無知かにも知る事になる。
  • 入手方法:Automototive Electrical HANDBOOK




The Doctor's Step by Step Guide to Optimizing Your Ignition

  • 著者:Dr. Christopher A. Jacobs (PHD. EE),
  • 出版:Jacobs Tecnical Publications (1986)
  • コメント:CDI IGの専門家によるチューンアップ本です。MSDが市場を席巻する前のDr. Jacobsというその時代のレジェンドです。日本のURTRA CDI全盛以前のパイオニアであった三田無線研究所のシンクロスパークをあみだした茨木さんと同じ位置づけです。ただ、茨木さんは自身のCDI技術にフォカス、Dr. Jacobは自分でデザイン&チューニングし、当時・レーシング界を牽引しました。結果的にアフターマーケットのトレンドになりそのチルドレンみたいのはMSDなどに、そして姿を変え、すなわちデジタルになりHolleyの傘下になり、今になってます。まじめに原理・原則をもってIGチューンをするアマチュアに必読の書です。
  • 入手方法:本書籍は現在絶版になったようです (参考:aircooled.net) 。eBayやamazon.comなどでの出品を期待するしかあります。また、以下は1995年に再出版されたようです。日本のAmazonでも入手できるようです。参考までに。
    The Doctor's Step by Step Guide to Optimizing Your Ignition (英語) ペーパーバック – 1996/1/1


BREAK HANDBOOK

Brkae Handbook
  • 著者:Fred Puhn
  • 出版:HP Books (1985)
  • コメント:自動車 (競技車両含む) のブレーキについてありとあらゆることがプラクティスをもって記述されている。自分が知る限りここに記述されてないものは何かを問いただすこと不可能である。逆な言い方をすれば自分が背負った問題をどう解決しようとする場合、この本の中に必ず記述されていたということである。また、自車のブレーキをゼロからデザインして実装しようとする場合、その道筋やノウハウはこれ以上参考がないくらいに記述されている。本当の座右の書である。
  • 入手方法:Brake Handbook ペーパーバック


HOW TO BULEPRONT & BUILD A 4-CYLINDER SHORT BLOCK FOR HIGH-PERFORMANCE

  • 著者:Des Hammill
  • 出版:Veloce Publishing PLC (2001)
  • コメント:4気筒エンジンに的を絞り、エンジンのShort Block部品についての高性能化のためのイロハをベからずを含めて懇切丁寧に記述されている。浮いた話しはない、すべて地べたをはいつくばるような基本中の基本ばかりだ.素人がエンジンを組む前にしなければならないことがすべて書かれている。
  • 入手方法:HOW TO BULEPRONT & BUILD A 4-CYLINDER SHORT BLOCK FOR HIGH-PERFORMANCE



HOW TO CHOOSE CAMSHAFTS & TIME THEM FOR MAXIMUM POWER

  • 著者:Des Hammill
  • 出版:Veloce Publishing PLC (2001)
  • コメント:CAMそのものについて書かれた書物は少ない。根拠のない巷の話しは如何に役に立たないかはこの本から学ぶことになる。CAMをちゃんと知る事でパワーを得るかを知る事が出来る。(SE)
  • 入手方法:HOW TO CHOOSE CAMSHAFTS & TIME THEM FOR MAXIMUM POWER




Isky: Ed Iskenderian and the History of Hot Rodding

51S0W0rvtYL. SX348 BO1,204,203,200
  • 著者:Matt Stone
  • 出版:CarTech (February 8, 2017)
  • コメント:カリフォルニアのホットローッドの発展の一躍を担ったゴッド・ファーザーことEd Iskenderiann氏をフォーチャーした氏のカムに取り組んだ生涯をまとめた大作である。メーカーのOHVエンジンもカム一つの交換で誰でもスープアップできるという文化を創り上げたプロセスが述べられている。日野コンテッサも古典的なOHVエンジンであり、このような素晴らしい伝記を読み、なんとかスップアップしたいという実践に駆られる書である。
  • 入手方法:Isky: Ed Iskenderian and the History of Hot Rodding



How to HOTROD & RACE YOUR DATSUN  510 610 710 200SX 240 260 & 280Z

20180916 BRE DATSUN 1
  • 著者:Bob Waar, Steve Smith, and Boll Fisher
  • 出版:AUTOSPORTS PUBLICATIONS (1984)
  • コメント:米国で日産車の名声を確立して当時のBRE(Brock Racing Enterproses)の伝説のDatsun 510を中心に改造内容のベーシックがプロセスと共に解説されている。
  • 入手方法:How to Hotrod and Race in Your Datsun





how to modify DATSUN 510 610 240Z engines & chassis

20180916 BRE DATSUN 2
  • 著者:Bill Fisher and Bob Waar
  • 出版:H. P. BOOKS
  • コメント:上記の西海岸のHow to HOTROD & RACE YOUR DATSUNはBRE Datsun中心であるのに対し、こちらは東海岸のBob Sharpや一般の多くの510のスープアアップの例が数多く網羅している。個人的にはノウハウの宝の山である。
  • 入手方法:How to Modify Datsun 510, 610, 240Z Engines and Chassis




Mazda Miata Performance Handbook

20181019 Miata Handbook
  • 著者:Norman H. Garrett III, Former Mazda Engineer, Miata Project
  • 出版:MBI Publishing (1998)
  • コメント:コンテッサ同様にトレッド/ホイールベースの黄金比を持つマツダ・ミアータ。旧車の現代化に参考になる。著者は元ミアータ開発技術者であり、内容的に保守的だが手堅い。
  • 入手方法:Mazda Miata: Performance Handbook




MAZDA MIATA ENTHUSIAST'S SHOP MANUAL

MAZDA MIATA SHOP MANUAL
  • 著者:Rod Grainger
  • 出版:VELOCE PUBLISHING PLC (1994)
  • コメント:コンテッサのような旧い個体に少し新しいテクノロジーを利用したいと誰しも考えると思うだろう。そのために部品の仕様や使い方のノウハウが必要。そのような情報やプロセスを知るためにはOEM視点よりむしろユーザー視点にたった裏書きのあるちゃんとした実用的なショップマニュアルは一番。本書は当サイトオーナーの座右の書の一つとなっている。ノウハウの宝庫である。
  • 入手方法:MAZDA MIATA ENTHUSIAST'S SHOP MANUAL (VELOCE PUBLISHING PLC)



High Performance Honda Builder's Handbook

20200712 Honda High Perform
  • 著者:Joe Pattitt
  • 出版:S-A Design  (1997)
  • コメント:コンテッサ同様のロングストロークの一連のホンダ車エンジンの高性能エンジンへのチューンアップを現実的な視点で方法、課題、そして解決方法が具体的に記述されている。この本の参考になる点は高性能のするための原理・原則はなんであるかのベーシックがわかりやすく説明されていることで、旧い日野コンテッサ1300のエンジンにも何をすべきかあるいは何をしてはいけないかが身にしみるほど共有できる内容である。
  • 入手方法:High Performance Honda Builder's Handbook (S-A Design) 



how to MODIFY your MINI

  • how to modify your mini著者:David Vizard
  • 出版:Fountain Press (1996)
  • コメント:1300OHVエンジンからどうパワーを絞り出すか特に腰上の実体がよく見える。ストローカー1600ccも記述されている。ポーティング含め燃焼室の形状、カムの形状など含めチューンアップの基本が理論含め地道に解説されている。座右の書である。
    また共通なエンジンをもつ Austin/Morris 1100/1300、Autrin Healey Sprite、Allegro 1100/1300、Austin A35/A40、Austin America、Morris Minor、M.G. Midget、Marine 1300などにも有益とのことである。(SE)
  • 入手方法:How to Modify Your Mini


Performance Handling/How to Make Your Car Handle Techniques for the 1990s

Performance Handling:How to Make Your Car Handle Techniques for the 1990s
  • 著者:Don Alexander
  • 出版:Motobooks Internationl (1991)
  • コメント:1980年代のクルマで競技するにはどうすれば良いか、”タイヤの仕事” や “ドライバーの仕事” を理論をもって解説し、実践について基本事項が分かりやすく亭々に解説されている。タイヤとトラクション、荷重移動、サスペンションとステアリングシステム、スプリング、アンチロールバー、ショックアブソーバ、サスペンションとブッシュ、そしてアライメント&セットアップ、、チューニング&テストなどプロジェクトカー含めてでコンプリートな書である。年代は新しいがコンテッサの時代にも有益である。
  • 入手方法:Performance Handling/How to Make Your Car Handle Techniques for the 1990s 


Desktop Dynos: Using Computers to Build and Test Engines

Desktop Dynos
  • 著者:Larry Atherton
  • 出版:High Performance
  • コメント:90年代の半ば、ロサンジェルスの北のバーバングもクルマ専門の本屋で目にし、すぐに購入、その後、何度かのバージョンアップされた。今では完全に古典的になったしまったが自分にとって全く古さを感じてない。OHV V8エンジンのチューンアップを目的に開発されたソフトウェアは日野コンテッサ1300などの小型エンジンにも応用でき、実に重宝している。電気系はベストであることを前提に所謂エンジンのポンピング作用をベースに出力&トルクの傾向をシミュレーションできる。
  • 入手方法:Desktop Dynos: Using Computers to Build and Test Engines (High Performance)


Hot Rodder's Bible

Hot Rodder's Bible
  • 著者:Gerry Burger & Steve Hendricjson
  • 出版:Motorbooks; First edition (July 22, 2001)
  • コメント:ホットロッド(Hot Rod)とは何か、それは旧いクルマを自分好みに格好よく走るために性能を上げることである。それは旧車に正に当てはまる。外観のレストアも良いだろうが、中味の充実が重要である。旧いクルマを公道で(あるいはサーキット)それなりに走るノウハウが満載である。(SE)
  • 入手方法:Hot Rodder's Bible: The Ultimate Guide to Building Your Dream Machine (Motorbooks Workshop) 



(註)本ページでは参照の図書について、一部、Amazon (amazon.co.jpアソシエイト・プログラム) からの入手方法を紹介しています。


20180612 Notice
  • 本サイトのデータ、すなわち代替品/使用可能品例 (プロセスも含む) は、当サイト・オーナー、また情報提供いただいた個人の見識です。それはフォーム・フィット・ファンクション (Form, fit and function) というレベルのメンテナンスに於ける互換性を意味するものです。実際の使用にあたっては,個人差が当然あります。それを理解した上でご参照・利用下さい。代替品/使用可能品例については、情報提供は歓迎するものです。こちらからお願いいたします(実名表記にて)。
  • 本サイトの知恵集(Tips)に記述してある内容は、あくまで日野コンテッサに関するアマチュアの経験です。自分の手を汚して自ら自身のコンテッサをメンテナンスするアマチュアのみがご参考下さい。他人に自身のコンテッサを委ねておられる方、あるいはプロフェショナルの方は、決して参考になりません。これについてご意見のある方はこちらまで(実名表記にて)。



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