優れもののHVLP (High Volume Low Pressure) :大容量低圧力) ペイントガン、加えて、このCRAFTSMANのガンはカップの中に袋があります。それにより真空状態にします。結果的にあらゆる角度で作業が可能です。勿論、逆さでも可能です。つまり、ガンのカップの方向性を気にせず、目標に向けてあらゆる角度から吹き付けることが自由自在であることです。
この機能にボデー下面などの塗装しにくい部位にも作業が可能です。もっとも、ガレージにスペースがありカーベキューなどの大掛かりな道具があればこんなことをしなくても済みますがそれは望むべきもありません。
HVLP (High Volume Low Pressure) の本来の目的は環境対応であります。通常のペイントガンは70%ほどが空中に散ってしまうそうです。HLVPですろそれが20〜30%に減少させることが可能と言われています。HLVPペイントガンの操作上の注意点は、散る量が極端に小さいので通常のペイントガンのようにすると厚塗りになることです。ガン操作を手早くすることが素人の経験値であります。すなわち、道具は正しく使えという伝統的なことです。
米国では州によるかも知れませんが、かなり昔からHVLPペイントガンが義務付けられており、旧来のペイントガンで塗装しているとどこからともなくEPA (Environmental Protection Agency:アメリカ合衆国環境保護庁) の係員がやってきて注意を受けると聞いたのはもう30〜40年も前の話です。
日本でもHLVPスプレーガンの販売を多く見受けます。その本当の目的、使い方、そして日本の環境法政はどうなっているのでしょうか?気になるところであります。
【HLVP関連参考情報】
- How to Set Air Pressure / Air Volume for a HVLP or RP Spray Gun with SATA
https://www.youtube.com/watch?v=HDuuJvyiZiI - Spray Painting - How to Set Up Your HVLP Paint Gun with Kevin Tetz at Eastwood
https://www.youtube.com/watch?v=uTSPSiJuxZI
(Renewed SE, 2015.7.12)
(Renewd 2021.11.9)
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