オイル・フィルター・アダプターの制作
日野コンテッサのオイル・フィルターが市場から消えたのは80年代です。90年代のある時期、自分のイメージを描いているアイデアを現物に出来ないかと、行きつけの老舗の内燃機屋(製作依頼先:東京都目黒区、近藤内燃機)に相談してみました。その要件は以下のようなものです:
- 日野のアルミのボデーは強度がないので (油圧が上がり、割れた経験あり) 、そこに負担をかけないようにする。そのために、ボルトを新たな強固なベースに締め込むようにする。そのベースはアルゴン溶接でしっかりと固定する。
- フィルターには日産 SR20DEを使用。これは当時、ファミリカーだったアベニール用で手元にあったからだ。
- イベントなどでの、見てくれを考慮し、外見上,元のようにする。その為に、コンテッサのフィルターのカバーを付けられるようにしておく。
そして、図面を創っていただき、二日後に出来たのが以下のようなものです:
現在(2012年10月現在)は、「本命コンテツ」が完成するまで、挨拶代わりに使っている「コンテッサ1300DX」に装着しています。フィルターは、SR20DE用に代えて、バネット・ディーゼル用の容量の大きなものを使用しています。理由は経験的にこの方がどうも洗浄能力が高いように感じているためです。
(SE, Original 2012.10.27)
(Refined 2020.6.26)
- 本サイトのデータ、すなわち代替品/使用可能品例 (プロセスも含む) は、当サイト・オーナー、また情報提供いただいた個人の見識です。それはフォーム・フィット・ファンクション (Form, fit and function) というレベルのメンテナンスに於ける互換性を意味するものです。実際の使用にあたっては,個人差が当然あります。それを理解した上でご参照・利用下さい。代替品/使用可能品例については、情報提供は歓迎するものです。こちらからお願いいたします(実名表記にて)。
- 本サイトの知恵集(Tips)に記述してある内容は、あくまで日野コンテッサに関するアマチュアの経験です。自分の手を汚して自ら自身のコンテッサをメンテナンスするアマチュアのみがご参考下さい。他人に自身のコンテッサを委ねておられる方、あるいはプロフェショナルの方は、決して参考になりません。これについてご意見のある方はこちらまで(実名表記にて)。
Back to ワンオフ・パーツ、ホームメード・パーツ&アクセサリー トップ
本ページへのコメント&意見はこちら迄 (実名表記にて) 。
Any Comments to here would be appreciated (Please Use your one name)