先月お願いしたクランクシャフト (プーリー、フライホイール&クラッチカバー含む) の一体バランスの調整加工が終わったと昨日、連絡をいただきました。
この日の朝一番でお伺いし、調整状況の説明をいただき、無事、持ち帰りました。
半世紀以上の旧い部品、しかも一度サビを囲い、自分で錆取りをしたものです。使用過程が異なったクランクシャフトとフライホイールの組みあわせ (過去、それぞれがバランス取りされている) でどの程度のバランス状態なのか心配と期待の両方でした。
結果的に、大きな問題はなし、クランクの振れは、0.02mmで良好でした。バランス取りは、プーリーはホンの少し、中心近くに2点のドリルホール、フライホイール&クラッチカバーの画像のごとく実に軽微なドリルホールでした。また、一番心配なクランク本体は一つのカウンターの表面を軽く削ったようで、ドリルホールの必要はなかったそうです。おそらく今回持ち込んだそれぞれの精度が良かったのでしょう。実にラッキーでありました。
全体、このように実に軽微な調整で一体バランスがとれたようです。安心しました。これでまた一歩前に進めることできます。