2022.11.23:勤労感謝の日の誇大妄想 - Smith Digital Speedmeter

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 ここ数日の間に何気なく発見した、英国のSmith社のClassic SMITH Digital Speedmeter、伝統の機械式の速度計と同じデザインでデジタル化されたもののようです。永遠の男のロマンのような今だ健在なSIMITHのメーターなのです。

 取付指示書を読むと、ミッションのメーターケーブルのソケットにセンサーアダプターを取付 (これは車種に応じて何種類かの形状あるよう) 、そこからケーブルに換えて、電線でメーターに電気信号経由で、指針を動かすと言う代物です。オドメーターはLCDでの表示です。

 これは良いと、絶対これにしたいと、スミスのメーターは、コンテッサ乗り初めの1970年代から雑誌などを通じて憧れていました。

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 特に52mmの油圧計と水温計をデュアルに組込んだものはいつかはと思っておりました。この機械のメーターをコンテッサの水温計に入替えてしまえば、水温も油圧も1つのメーターに収まるし、電気式ではないのレスポンスや精度も良くなると勝手な妄想をした時期があったのです。

 さて、このデジタル化された速度計、RRのコンテッサには朗報なのです。何故ならば、2m余りもの長さ、しかも曲がりくねったケーブル、これは結構、機構的に見て難儀なものです。これを静的な電線1本に換えられればと誰しも考えると思います。しかも、あのSMITHのメーターなのであります。

 価格的は英国の中でも千差万別で、日本にして3〜5万円 (参考例:eBay) の様です。注文の際にはミッションの取付の形状を相談する必要があります。

 と、ここまで来て、大きな壁がありました。それは直径が80mmないし100mmの2種類なのです。コンテッサは90mmです。80mmの小さいのにアダプターを付ける、これはちょっとチャチに見えてしまうだろう...、100mm,これはコンテッサ側を加工、すなわちカットする、これは絶対に行えない、自分の主義は、コンテッサに何かを取り付ける際は、コンテッサ側を絶対に加工してはならないと言う基本的な考えがあります。加工したら最後、後に戻すのが大きな問題となることです。

 そんなことを考えてる間に、天の声がありました。まず、上記のサイズの観点でこれは使ってならない部品であること、そして色々多くのことをやるのに絶対的に必要でもないのに、余計なものに投資をするな,,,というお声でした。

 まあ、単なる、誇大妄想でした。反省!と、我に返ったら思い出したことがありました。それは画像のようにすでの電気信号を得るためのセンサーをミッションとメーターケーブルの間にあるのです。いつかはと思い何年も前に準備してあるのです。この部品自体は確かデンソー製で、日産サニー向けのセンサーでラリーコンピュータなどのためのようです。

 我がコンテッサにはデジタル機器を取り付ける準備はしてあったのです。しかし、何時になるのでしょうか?

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