2016.12.11:古の伝票 - ウン10年前の東京日野の倉庫渡シ

20161211 C-Type Mission

 今日は、例のProject-Xを短時間進めました。そして、新たなる懸案事項のソリューションに目を向けました。

 それはミッションを公道復帰の際にいれたセダン用を冨士用に換装し、高速道を含め一般道はよかったものの、小松行きで経験した旧安房峠やスーパー林道では2速のギア比が合わず1速に落とさねばならないと言うことでした。これは40年以上前、神戸の六甲山を登った際も同じ状況でした。

 そこでクーペ用のノーマルに変えようと少し前から目論んでしました。しかし、ここに来て、ちょっと待てと、それは1速がローギアード過ぎる悩みです。街中でも問題ですが、例えば、ジムカーナなどもっと深刻なものと推測します。

 では、悩みを解消するには、あるいは妥協策とは、おそらく鈴鹿用がいいのではないかと考えました。それは1速は富士用と同じ3.18,2速は富士用の1.74から1.89と若干低く、1/2速の差が、1.82から1.68に下がり、スポーツキットのカムのトルクバンドでのつながり (加速の) が良いのではと考えます。また、2速がパンチを増すように思えます。

 そこで長年温存していた鈴鹿用のスポーツキットを何十年かぶりに出してみました。何と、そこには東京日野・倉庫渡しのIBMの80カラムパンチカード (年寄りのコンピュータ屋しかしらない化石化した言葉!) の伝票がそのまま入っていました。

 実はこのキットを写真の上の中古の強靭な鉄ミッションにいつかは組み込もうと考えてました。しかし、掃除&ペイントやベアリング類の調達など考えると手間暇を要するものです。そこで工数のショートカットとして考えたのが先の3月に下したセダン用のミッションを利用することです。このミッションは公道復帰以来3,000キロあまりの走行で、新品同様であり、シール類も変えてあり、鉄製の中古品に比べてケースを除いてデフ含めてすべてに信頼性が俄然あります。 アルミのケースも一応ポリッシュしてあるので自分が望む品質でもあります。

 と、いうことでこの先2ヶ月の短期目標ができました。

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