今週末の最終的なフロントのキャンバーやトーイン/アウトを完了したく、毎晩、眠りに着く前に一冊の本を眺めていました。と、いうものの、開いて読む間もなく何時ものように数分で寝入ってします。
さてその本とは画像にあるように、何十年も前に米国で購入した1972年出版のPORSCHE 911 (Range 1966-1968) のWORKSHOP, MAINTENANCE & REPAIR MANUAL (DRAKE PUBLISHERS, INC.) です。これにはポルシェ 911 (1966-1968年型) の細かなデータが載っています。その一つが、足のデータです。そして左右差の許容値が載っているのです。素人や経験のないものはそのようなデータや裏書をもった経験値がありません。
この本によると必要としている関連データは以下の様です:
- トーイン:フロント - ±0°
リヤ - 0° ±10’ - キャンバー:フロント - 0° ±20’ (左右差許容値:20')
リヤ - -50’ ±20’ - キャスター:6° 45’ ±45’ (左右差許容値:30')
以上ですが、ポルシェ 911のそれら左右差は結構シビアと感じました。
先に書いたキャスター角、ルノーR8が 9° となってましたが、左右差のデータはマニュアルになかったものの、取付の誤差は±2° と大きな値には驚いております。何事にも細かいドイツ人と大らかなフランス人の差はクルマの出来具合いに反映されてるのでしょうか?自分的には楽観的なフランス向きです。走ってから考えようと、我が人生含めてそんなものです。
これらは明日の作業に参考にしたいと思います。