今年で4年目となるビギナーズジムカーナ in 筑波、一昨年から事情が許す限り前日の練習会に挑むようにしています、
何が何だか分からず年老いて始めた所有40年越えの愛機コンテッサ1300 (1966年製) でのスポーツ&競技です。若者のうさぎのような軽快なペースではなくまさに亀のようなあるいはそれよりは遅いドンな学習スピードです。
しかし、3年もやればどうするか、普段の生活が第一であり、そして50年を超えるクルマのメンテナンスも第一であり、有難いことにいろいろ走ること含め多くのコトを若い皆さんから学ぶ日々であります。
この日の練習会は、コース (こちらを参照) も要所を押さえたやや簡潔なもでそれは走行回数が多くなるように設定されたようです。そして若干参加者が少なく、おそらく冬の寒い中でしょう、そんなことで11本の走行となり、反復練習ができました。
前日にプラグを一番落としたこともあり燃焼温度が高くなったようです。結果的に画像のようにステンレスのテールパイプがこんがりゴールドとなりました。ただこれは曲者でありそのまま繰り返し焼いていると黒色が出て醜くなるので適当な時期にクリーンアップすることが必要でしょう。
さてこの日も相変わらずマイペースでクルマに優しいあるいは技量不足のドライビングであります。しかし、およそ30分のインターバルで走れば前の走行のイメージが残っており、今度はココをどうするアスコはと言うことの反復練習ができるものです。
午前中半ばはダラダラとなりましたが皆さんの走りをみて、あそこでどうしてなどど、6本目の走行は7割走行のところ3箇所の加速にアクセルを踏込んで8割強走行にしたら1秒アップとなりました。ダラダラで2秒下げるの簡単ではあるが、3箇所、すなわち0.3秒/1箇所であり、タイムアップの戦略&戦術は大変な労力だと感じました。
午後に入って最初の走行でタイムが伸びなかったので、次の8本目、試しにプラグを普段の6番にしました。走行結果は1秒落ち、自分が悪いのかそれともプラグの影響か、9本目も6番で、結果は同じタイムでした。そして10本目、元に戻して5番、結果は1秒アップ、やはり、現状、こちらの方が正解だったのかと判断しました。
そして最後の11本目、出走前にズーミーさんから励まされ、「楽しんで走る」、と返しました。まさにそんなリラックスした気分でした。さらにスタート・フラグのスタッフに方からの ”GO! GO!” (?)のジェスチャーがありました。そしてスタートも回転をあげずにジェントルに、無心で走りました。最後のテクニカルの8の字の左180度ターンで1速へのシフトダウンに一発で行かず一呼吸遅れ大分奥に入りすぎミスでした。結果はこの日のベストで5秒台でした。
パドックに戻るとズーミーさんが待っており、タイムアップし良かったと、最後のスラロームもスムーズだっと、喜んでいただけました。スタートのスタッフの方、その他の皆さんのこのようなリアクションが大変嬉しく感ずるものです。本当にこのイベントに感謝申し上げます。
この日はエンジンそのものをいじらずファンネルとプラグ (Boschの抵抗入り) のチューンで若干低速重視に振りました。結果はどうだったでしょうか?確かにその効果は感じ、ある意味で正解です。その反面、4000を超えて5000回転前後のパンチが薄れたことです。馬力のないクルマにとっては痛い話ですがどうしようもありません。おそらくこれをベースにジェットの選択肢がまだ残っていると思います。次なる最重要項目と考えます。それに5番プラグ、これも次は抵抗無しのNGKにすることも “MUST” であります。
そんなこんだで、以下は1本目と11本目の比較映像です。およそ4秒差で、それがどこで差があるかが学べます。また、折角ですからズーミーさん含めスタッフの皆さんの心温まるアクションを入れておきました。皆さん、ありがとうございました!