2019.5.5:ビギナーズジムカーナin筑波 2019 第2戦&前日練習会 (4月27&28日)

20190428 BITSUKU rd2

 世間一般では史上初の10日間連休、おそらく国民の半数はそのメリットには程遠いと思われる一人の自分ですが、それはそれで連休は待ちに待ったビ筑第2戦でスタートしました。

 初日の27日は恒例の前日練習会です。この日は雨でスタート、雨模様の曇り、そしで土砂降りでクローズしました。

 3月の超ビ筑練習会での調整をベースに、キャブの燃調&BP5ES-11はそのままに、長いファンネルは高回転の力量感不足で元に戻し、クリーナは二段重ねの大型のままとしました。これは結果的に正解でした。

 足はフロントのキャンバーが左右不正確だったのを0.5度 (ネガティブ) に ”ホボ” 近づけて調整、それにともないトーインも再調整しました。しかし、これが前日の夕方、急いでしまったこともあり、結果的に右側はかなりのトーアウトに調整していました。現場でも再調整したものの完全な状態にしなかったのが後で判明しました。

 コース図は以下の通りです:

20190427 BITSUKU Course

 都合、9回の走行がおおよそ以下のような感じでした:

  • #1:完全ウェット、タイヤ F2.0 F2.6で始める、01:24.540 MCあり、左回りフロント全く食いつかず
  • #2:ウェット、タイヤ F2.0 F2.8に変更、01:19.594
  • #3:ウェット、荷重移動変更のためにRブレーキ圧力半減、01:19.907
  • #4:ややウェット、F車高 10mm ダウン、01:15.471、左回りフロント食いつき改善
  • #5:ややウェット、タイヤ F1.8 F2.8に変更、01:15.592
  • #6:ホボドライ、F車高 R5mm L10mm ダウン、01:16.747、左回りフロント食いつき改善(ドライのせいか?)
  • #7:ドライ、タイヤ F2.0 F2.8に戻す、バタフライ&最終セッションを1速にするも7千回転越えに、01:16.036
  • #8:雨ウェット、上記1速走行はオーバーレブにて止める、01:17.119、左回りフロント食いつオーケー(ドライのせいではなかった?)
  • #9:途中から土砂降り、スロー走行に、01:26.353

 以下の映像は7回目の走行です(kim5tさん、ビデオ、ありがとう!):

 ビデオを見ると色々なことが判ります。反省多々であります。走ると忘れてしまうのは何故かと自問自答!良かったのはタイヤ GY RS S-Specが評判通り、ウェットでも安心して走行できることが判りました。

 28日の本戦は前日の悪天候がウソのように完璧な五月晴れとなりました。ジムカーナ場は冒頭の画像のように目も覚めるような森の新緑のグリーンと突き抜けるような真っ青の空で非常によい空気感でした。

 この日のHIS (ヒストリック) クラスは、リアル昭和のホンダS600と我が日野コンテッサ1300、モダン昭和ともいうべきトヨタカリーナ (AA63) と鉄仮面こと日産スカイラインRSターボ、そして華をそえたのがフランスのディップ生まれのアルピーヌ1300でした。この日は白組リアル昭和二台、赤組モダン昭和二台、そして華やかなフレンチブルーと五台もの参加となりました。

 コース図は以下の通りです。何時もながら高速区間が多いですが、今回はダブルのバタフライがあったのが良いなと思いました:

20190428 BITSUKU rd2 Course


 以下の映像は一発目の完熟走行です(Mash.yamamotoさん、ビデオ、ありがとう!):

 ビデオでみるといつものようにMCさんのコメントが面白い、実際、ドライバーには何にも聞こえてません!

 競技は、トヨタカリーナの本走行1本目に出したダントツのタイムが結果となりました。テツ@119さん、優勝、おめでとう!

 今回、感じたことは以下のような点です:

  • 前回の第1戦同様、走れば走るほど、タイムが下がる!どうも完熟1&2本目がベスト、これは何故か?欲がでてるのではないか?前回もそのような議論が現場でありました。おそらくメンタルの問題、ひいてはその辺のコントロールの訓練不足と思うものですが、どうでしょうか?今回現場での皆さんの意見から次回は練習走行を走らない選択もありと、ウン、それもありかなとマジに考えます。
  • 最近は色々ビデオの編集が出来、前日の走行でも発進後の最初のパイロンまでkim5tさんの356に比べてすでに加速が遅れている、あるいはその後の加速&高速区間でも356やホンダS600に完全に遅れると、アルピーヌの比ではないと分析します。これは単にパワーウェイト比の差でしょうか?あるいはドライバー自身の技量な無さでしょうか?ビデオ比較で明らかになる程どうしたらよいか悩むものです。
  • ターンについてはムラが多い、うまく行ったときあり、でもそうではないことが多い、これはもうすこく頭に叩き込んで練習すればよい、また、完熟歩行でイメージした通りにクルマをコントロールできてない、これも同様に練習しかないでしょう。
  • これら加速の問題、ターンの問題のタイムのロスを総計するとそれが実際のタイム差になっていることが明白に見えるようになってきました。

 などなどが感じたこと&反省材料です。

 と、いうことでパドックではみなさんと取り留めないない話、そして今回はジムカーナ向けのAIでの自立自動運転、はたまたAR (拡張現実) やMR (複合現実) などの技術論などとんでもない冗談交じりの話に飛び火しておりました。

 今回も大いに楽しみ事ができました。ズーミーレーシングファミリー&スタッフの皆さん、参加の皆さんに感謝します。ありがとうございました。

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