2019.12.9:人車共OH中 - 謎のクランクシャフト

20191209 GB CrANKSHAFT

 ここ何ヶ月もの間、眺めているクランクシャフトです。問題はこれについているタグの内容です。

 GLOBE BEARING COMPANY, LTDとあります。そこにある住所を調べてみると、ロサンジェルスのコンベンションセンター近くです。その住所には過去、4つの会社があり、その一つが Globe Bearing Co., Ltd.,と判明しました。1929年創業、その後、74年7ヶ月存在、現在はビジネスをしてないとありました。そしてMachine Shop、すなわちエンジンなどの機械加工業者と推測します。

 このクランクはBREからのものでなく、その後のオーナーからのものです。

 このタグを解きほぐすとマシンショップ to マシンショップとなっており、何故に加工をしたのかです。一見、なんの変哲もありませんが非常に気になります。

 ただ、今日になって思い出したのが、コンロッドのビッグエンンのベアリングに “GB” と刻印した日野製でないものがあります。このベアリングは日野のものと微妙に厚みのサイズが異なります。それはベアリングキャプも異なると考えます。この GB” 、それは "GLOBE BEARING COMPANY, LTD を指すのでしょうか?

 ガレージのどこかにそのベアリングがある筈です。早くさがして謎を解きましょう!正にクルマ文化の歴史の謎解きであります。

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