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昨日に続いて、日野コンテッサ1300 GR100のエンジンブロック:シリアルナンバー:GR100-102874のクリーンアップです。エンジンブロックのこびり着いた日野の"赤"を出来る限り取り除く作業です。
塗料リムーバでは日野の “赤" の上に塗られたBREの “黒" は簡単に剥がれました。しかし、日野の “赤" は中々取れません。昨日まではマフラー側は比較的フラットの面にサンダーも使いましたがそれはベストなソリューションとは思えません。
今日は複雑な形状のキャブ側、いろいろブラシを試しました。そうするとブラシの形状&材質により向き不向きがあることがわかりました。すなわちそれは経験&技術不足の何者でもありません。
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ツールとは正に使いようです。使い手を選ぶものです。以下のその結果です。鋳造時の地肌となって来ました。
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なるほど、これで行けそうだと感じました。素人がツールを使いこなすには数時間の習熟が必要なようです。これでもう一回デティールをこなせば全面綺麗になると予測します。
鋳造時の綺麗な肌になりました。サンダーなど使ってしまった他の面も同様なプロセスで進めましょう。
さて今日は、タイトルの"遺跡発掘&検証"にあるように新たな発見をしました。
日野GR100エンジンのブロック、シリアルナンバー:102874にもう一つのオイルラインのプラグを “発掘" しました。以下の画像のようにオイルフィルターブロックの脇に小さなプラグ、新たな発見で、興味津々です。
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シリアルナンバー:GR100102874の刻印の周辺もリブの形状も綺麗になりました。これでこのブロックの歴史を証明し、その軌跡を残すための日野の ”赤" ではないBREの ”黒" を示すための塗装への道ができました。この先のプロセスが楽しみです。果たしてどんなサウンドを力強いパワーとともに発するのか誇大妄想の日々です。