1980年代半ばにバラしたエンジンのオイルポンプです。サムライコンテッサの全オーナーから譲り受けた日野ワークス=BRE チームサムライの遺産です。
今まで気がつかなかったのが、画像の右のカバー、二本のギヤのシャフトのトップにある穴あるいはカットで密封状態でなく、機能的には空洞です。
このオイルポンプはアルミ製ですがストックのそれと違って丈が短いタイプです。先般の鋳鉄製と同じ型のようです。リリーフバルブも圧を上げるために大幅に改造されています。
この空洞は何のためでしょうか?ギアからのオイルは構造上漏れない筈なので、何か回転するシャフトのエア抜き、あるいはオイルの抵抗対策なのでしょうか?米国の諸々の教則本をリサーチしてみましょう。