2024.4.3 日野コンテッサ1300クーペのブレーキ – 本当に効かないのか? (14)

 ここでまとめの項としましょう:
1. コンテッサクーペのディスクブレーキは正常であれば必要十分以上に制動力をもっている。また、超軽量な構造はそのメリットを大いに享受すべき
2. しかし、60年前の製品であり、現代のクルマと同じように考えてはならない。現代車のようにパワーアシストがないことを留意すること。最新のクルマとの比較だと10倍くらい糖力は必要である。それをわきまえて、常に気をつかう、あるいはDNAのごとく体力をもって身につけることが必要である。
3. 60年前の部品であること。キャリパーやローターについて再考しなけれならない。キャリパーは改良後の良品を選択して使うこと。ローターはおそらくすべての使用過程の個体は新造を考えた方が良い。
4. パッドはルノーR8用で十分である。またブレーキ専門工場で現代の材質かつ好みのフィーリングで再生できる。
5. パワーアシスト・デバイスは効果的であり、特に現代の交通環境では安全にもつながる。欠点を理解して使うこと.またテクノロジーの進歩は受け入れる。
6. その他、消耗品 (キャリパーシール、フルード、ワッシャ&ボルトなど) は常にフレッシュなものを投入すること。
 以上はあくまで常識的な一般的事項であり、個体により、より仔細な点に考慮が必要でしょう。“旧車は走ってこそ” です。