2024.6.21 懐かしい “デロルト” キャブ談義

 日本の旧車界ではどうも「ウェイバー」キャブがもてはやされている感があります。自車のコンテッサクーぺは「三国40PHHソレックス」、イベントやギャザリングでは「こんなのダメ、ウェイバーにすべき」とよく言われます。およそ50年ぐらい「ソレックス」であり、これでいいと思ってます。
 実は最近、ビ筑HISの仲間がジネッタからロータスヨーロッパ Type-74へと、そこには「デロルト」はついていると、「ウェイバー」は慣れてるが「デロルト」は初めて、周辺からは欠点についていろいろと聞かされたようです。
 自分は昔、ある方の意見として、「デロルト」は「ソレックス」と似たようなものと、シンプルな構造と思ってました。しかし、理解している訳でも、経験も皆無と、何とも国内には的を得た情報が少なく、グローバルにリサーチをし始めました。
 10分もしない内にとても多くの有益な情報が出て参りました。欧米の旧車、アルファロメオやポルシェ912などのフォーラムあるいはショップでは実にまじめに議論しているのです。どうも「デロルト」も日本の常識は世界の非常識の一つのような気がしました。