問題のコンロッドのクラッシュハイト、中途半端にしたくないので原理原則を基に理解を進めました。
ワークス用74エンジンの使用過程STDベアリング:0.06mm、新品STD:0.10mm、今回使用 (日野製ではない) の新品1mmUS:0.14mmです。今回使用のクリーンアップした74用は、STD:0.09mm、1mmUS:0.14mmです。また疑念をもった一般市販品をクリーンアップしたものは、0.18mmと0.22mmと過大です。
ここで目論見通り判明したのはすべてSTDに比べて1mmUSは、0.04mm程度大きくなることです。この差を知りたかったのです。
1mmUSベアリングはかなりの厚さで張りも強くその分、クラッシュハイトも大きくなるという推測を証明したかったのです。それを考慮した組付が必要です。とにかく内燃機屋の言うように測定が如何に重要であるかを感じました。