2024.12.27 考古学な日々 – 古の部品 (20):GBベアリング、超軽量コンロッドとの関係 (続)

 今から48年前 (1976年) に現行コンテツ入手の際のエンジンスペア部品の一部だった米国BRE社が開発したオイルポンプの対策部品です。

 1966年当時、西海岸セダンレースに挑んだ日野コンテッサ1300クーペ、第一の問題が高回転での油圧低下、簡単にエンジンブローを発生させていました。

 その原因が日野のアルミ製オイルポンプ、高温で膨張、構造も問題ありで、その対策にシボレー製の鋳鉄部分とコンテッサ、ブロックに固定する部分は日野と2個1です。
 これで日野自動車はBRE向けに鋳鉄製を製作、またアルミは形状を変えた対策品を供給しました。シボレーのオイルポンプ (Chevrolet-GM22 8704180) 、スモールブロック用であり、今でも入手できるポピュラーなものであることがわかりました (Summit RacingGandrud Chevroletほか) 。