2025.2.15 考古学な日々 – 古の部品 (21):ワークス用カムギア

 エンジン、近々、カムにギアを入れるのですが、気になっていたことがあります。画像の中央が今回、使うためにクリーンアップしたギアで、これにはアイドルギアとのアイマークが2箇所あることです。
 手持ちのギア、3つ、コッターピンの位置や合いマークの位置がそれぞれ異なるのです。右のギアのみに日野自動車の試作品番:7 109 1232 00が刻印されています。
 左のギアはコッターピンと合いマークが右二つと異なるのですが、おそらくギアのコマ一つずらしたようです。
 これらのルーツを明らかにするデータはもちろん無いし、今の日野自動車では知る方はいないだろうし、図面や資料を見ることは不可能でしょう。ただただ、推測したり、瞑想に耽るだけです。まさに考古学の発掘調査の有様です!