2025.3.9 考古学な日々 – 古の部品 (22):ワークス用エンジンの吸排気バルブ & 公道復帰10年、経年劣化修復プロジェクト (89) – そのバルブ課題

 先週来、エンジン組立はヘッドに入っています。データ&プロセスが全くないワークス用部品との格闘です。以前からヘッドの高さ方向が異なる、すなわち耐久性と高圧縮に耐えるように厚くなってます。目視でも明らかで、いかにも手作り感のあるアルミ鋳造です。
 日野自動車のバルブ (実際は米国BRE) はもう使い物にならないので、内燃機屋の言う通り、バルブ&ガイドをワンオフで新造しました。形状も近いものにしました。
 昨日来、判明したことはバルブの丈が画像のように異なり、8mmほど長くなっています。なるほど、持参した新品標準品が使えないという内燃機屋の言葉を思い出しました。
 今回のエンジン制作は一事が万事ですべてのプロセスが未知への挑戦です。慎重にコトを進めています。