2025.7.20 旧車、夏の風物詩 – キャブのパーコレーション 昨日のブログにあるICCフリーでご一緒させていただいたビ筑HIS仲間の一人がロータスヨーロッパ (74) を所有しており、この日、近所を走行したらパーコレーションが発生したとグループラインにチャットしました。 実は我が日野コンテッサ1300、ロータス同様に構造上、パーコレーションは避けられない作りです。日野自動車の設計はエンジンルームを密封し、巨大な6枚ファンで強風で熱をエンジン前方の下方に吐き出す仕組みになっています。 以前所有したブルーセダン、日野設計の8馬力程度消費し実にうるさい6枚ファンを3枚ファンにしていました。しかし、2010年当時の夏は酷暑であり、信号待ちなどはエンジンルームは60〜70度になり、近所の走行で見事にパーコレーションが発生しました。 3枚ファンでの苦肉の解決策として、兎にも角にも冷たいガソリンをキャブのフロート室に送り込む対策をしました。それが画像1〜3です。この対策でパーコレーションを発生することなく安心して乗り出せるようになりました。 ロータス同様に60年代設計のクルマには厳しい昨今の夏であります。キャブ車でないその後のインジェクション車はパーコレーションは無いと理解しています。それは燃圧が高いからです。現行車の赤白号には若干その対策を施しております。 画像1:エンジンルーム内のキャブまでの燃料ラインの遮熱対策 画像2:電磁ポンをエンジンルームから外に出し走行風を… 画像3:燃料フィルターも同様に外出しに…