2025.8.13 公道復帰10年、経年劣化修復プロジェクト (118) – ロッカーアームシャフト、スラストシム検討

 昨日来、以前よりリサーチしてきたロッカーアームシャフト、スラストシムへの変換の具体化に向けての検討しております。
 日野コンテッサ1300のその機構は画像の両端のローカーアームは平ワッシャによるクリアランス調整、その他6箇所はスリーブとウェーブワッシャによるものです。
 この変則的な方法が特殊かというとそうでもなくアメ車のV8エンジンに見ることができます。ミニや当時の国産車の多くはスプリングによるものが大半です。高回転&高負荷エンジンはスリーブとスラストシムとなっており、空冷ビートルもアフターマーケットで発展してきました。
 今日、クリアランスを計測するために画像のように仮組をしました。両端は、0.20mm程度、おそらくこれを基準に、しかし検証する必要があります。中央は4.30mm、左は3.90mm、右が3.75mm、これらはその1/2が各々のクリアランスとなります。まだまだ裏書を得るべく勉強が必要です。