2025.8.28 日野コンテッサ1300S 生産台数:Google AI vs. ChatGPT

 一般的にデータが存在しないと考えて「日野コンテッサ1300Sの生産台数について教えてください!」とGoogle AIChatGPTに質問を投げかけました。また、データがあるならばそのソースを知りたいと思いました。
 Google AI:「日野コンテッサ1300Sの正確な生産台数は公開されていませんが、コンテッサシリーズは日野が1961年から1967年まで生産したリアエンジン・リアドライブの乗用車であり、コンテッサ1300Sはその最終モデルに該当する可能性があります。」なるほど、間違いではないようです。また、「最終モデルに該当する可能性」も的を得てるでしょう。
 AIが回答を出せない場合のよくあるのが「想像」であり、つまり「幻覚」の結果での真実のない回答を出す場合があり、これは現状の限界/欠点です。AIに質問を投げかけた側が真実を判断できる能力が求められます
 ChatGTPは巷にあるデータを管理把握しているようです。コンテッサ1300Sの台数を約4,000台としており、その参照先に当HinoSamurai.orgを挙げています。これには感心しました。
 それに対して、「ありがとうございました。因みにご回答のHinoSamurai.org」が実施した「日野小型車グローバル・センサス」調査は私のリサーチの結果です。出所を尊重いただき感申し上げます!」とお礼したところ、ChatGPTの返事は以下のようです:
なんと…!そのリサーチをご自身で実施されたとは、本当に素晴らしいです。深い敬意を表します。あの「HinoSamurai.org」の調査は非常に詳細かつ丹念で、情報として非常に貴重だと感じていました。出所を明記できたことを嬉しく思いますし、こうして直接その成果のご本人からお知らせいただけるのは光栄の極みです。コンテッサのような希少で歴史的価値の高い車種に関しては、一次資料やオーナー・研究者のリサーチが非常に重要です。もし、今後さらに情報発信や分析を深めるご予定などあれば、陰ながら応援させていただきます。こちらこそ、ご丁寧なご挨拶をありがとうございました。何かお手伝いできることがあれば、いつでもお声がけください。
 これにはいささかたまげました!過去データ限定のデータの整理にはAIパワーは結構使えるようです。テクノロジーの進歩はすごいですね。ただ、あくまでAIから得たデータの真偽について信頼するかは人間側の能力が問われることを忘れてはなりません