2025.10.4 考古学な日々 (36) – 日野コンテッサ1300スプリントのメーターパネル 日野コンテッサ1300スプリントのメーターパネルは画像下枠内のようにイタリアンスポーツの典型的なタコメータを中央に配した三連メーターでした。 このメーターのデザインはAabrth 750などにみられるように1950年代後半からの伝統となっています。歴史あるデザインですが、ある説ではそのルーツはジョバンニ・ミケロッティさんだったとあります。 その伝統が日野コンテッサ900スプリントに用いられ、さらに1300スプリントも同様なデザインだったのです。素晴らしい作品だったと理解します。 画像の上が1300スプリント用の製作治具です。日野自動車との契約でミケロッティ側から量産型が納入され、メーターパネルの治具もその一部でした。モールドなど字具の結末については先に記述のようで、このような遺産を少々キープ、何か部屋の飾り物になんて目論んでします。