2024.11.30 公道復帰10年、経年劣化修復プロジェクト (65) – コンロッドのキャップボルト (続)

 昨日、届いた強度区分14.9 (KNDS4) のキャップボルト、今日、実際にコンロッドに入れてトルク 5kg・m余り (整備書:5.5~6.0) をかけてみました。
 日野の60年もののボルトとちがって、伸びた感じがなく、しっかりと安心してトルクが掛けられます。やはり、日野のそれはかなり疲れていたようです。教則本に書いてある通りのことを体で味わいました。
 規定トルクかけ、一方のボルト緩め、クラッシュハイトを測ると0.17mm+ぐらいとだいぶ小さくなりました。値的には、教則本の0.15mmよりは大きめですがとりあえず良しとしましょう。
 この新しいボルトで各コンロッドのクラッシュハイトをチェックし、クランクにいれてクリアランスを実測してみましょう。ARPボルトはSummit Racingから来週後半には到着するでしょう。