2024.9.28 考古学な日々 – 古の部品 (14):水平割コンロッド!?

 今日、エンジンのピストン&コンロッドのクランクへの組付け、思わぬ壁にブチ当たりました。取り敢えず、ピストンリングを入れないで仮組チェックしたのが正解でした。
 その問題を探るため、20年近く楽しんだエンジンの下部を覗いてみました。腰下は自分では組んでないものの、クランク&コンロッドはノーマルでないことは80年代に目視確認してました。
 今日、コンロッド細部をチェックしたら、どうもGR100エンジン独特の「斜め割」でなく「水平割」のようです。クランクを画像のような位置にすると明らかです。コンロッドボルトもコンベンショナルなものになっています。
 日野自動車の水平割コンロッドは1966年7月、日野プロトのYE28エンジンのFISCO対策として、土壇場で対策部品 (高回転強化目的) として数日でゼロから20組製作と記録があります。そのワンオフコンロッドがこのエンジンにも組まれたでしょうか!?