2024.9.6 一昨日の朝日新聞の記事 – Pris 2024 Paralympic Games

 一昨日 (9月4日) の朝日新聞の朝刊の「Pris 2024 Paralympic Games」の記事に、画像のように「心のバリアフリー、パリで見つけた」、そして「駅で感じる差」について教務深く読ませていただきました。
 パリでは点字ブラックが少ない多くの駅はエレベータが無いと、日本との差が書かれています。しかし、それはハード面での比較であり、実際に街に出て歩いてみれば、必要な箇所で必ず誰かが声がけをしてもらえたとあります。
 つまり、それを「ソフト面のバリアフリー」と表現されてます。日本の専門家は「身障者を支援する文化が異なる」、「身障支援の文化が異なる」と解説されてます。自分の経験からすれば今になって解ったのか!といささか奇異を感じるものした。
 実際、パリの地下鉄で経験したことは、階段の前で車いすの方がおれば、見知らぬ人たちでさっと持ち上げて解決してしまいます。外国人である自分もその場面に当事者になったことが一度だけではありません。
 実際、記事のように経験してみなければわからないことであり、そのようなソフト面の文化面の醸成に長い時間が必要でしょうし、行政面の金の使い方も根本的な文化の醸成を困難にしてると思います。なおハード面の充実は東京のような大都市圏だけであり、地方、例えば、京都の地下鉄を利用すると年寄りの健常者でも苦労する階段がメインなのです。