本シリーズは前回の「2024.7.26 日野コンテッサ1300クーペのブレーキ – 本当に効かないのか? (21)」で完結としました。
ここでは参考情報として標準仕様のアケボノ&ベンデックスタイプに変えてダンロップタイプ (50mm対向型ピストン) がついて紹介しましょう。
画像からわかるようにかなり一般的な構造になっており、このシリーズの方策の原点になっています。このダンロップタイプのキャリパーは、ホンダS800やマツダのファミリアクーペにも使われました。
日野コンテッサクーペの場合、床下のマスターシリンダーよりキャリパーピストンの位置が高くなる場合があるので、「2024.2.19 日野コンテッサ1300クーペのブレーキ – 本当に効かないのか? (5)」で記述のように「2 PSI Residual Pressure Valves (2PSI 残圧バルブ) 」が必要になります。