2024.7.1 日野コンテッサ1300クーペのブレーキ – 本当に効かないのか? (19) 「2024.6.9 日野コンテッサ1300クーペのブレーキ – 本当に効かないのか? (16)」記述の「方法3:ローターをアップグレード」、例によって誇大妄想を含みリサーチ。勿論、ベストはオリジナルのローターと同じモノを現代の材質で新造することですが、簡単なアイデアを紹介します: 前提条件1:標準のキャリパーの強度が十分あり、ピストン&自動調整機構が正常なこと。前提条件2:ローターの直径は224mm&厚みは7mmに限定、ただし、厚みはルノーのパッドの使用で11mmまで許容。前提条件3:ローターの高さはコンテッサよりも小さいこと ローターの224mm、すなわち8.8インチは、フォーム・フィット・ファンクションの原理・原則に基づいてリサーチ、それは特殊なものでなく、旧くはシトロエン BX (7mm) / XM (Saloon I II, 9mm) / XANTIA (除くHatchback,9mm)などの後輪、BXでは厚さ:7mmとコンテッサと同じ!、時代の進歩と共に9mmなどと容量を増しています。ある意味でブレーキローターのサイズの標準的なものと分析します。ただ、このシトロエンのものは前提条件3の高さが合致しないので対象から除外。 ここで色々課題が見えて来ました。ハブへの取付部分の形状が小さいものがない、ここはコンテッサのパッドのブラケットとの干渉が避けれないのです。 そこで最大限、妥協、すなわちブラケットの干渉や直径は手を入れることを前提に使えそうなローターをリサーチ、「Renault R5 標準ローター」に行き当たり、その結果が画像の「ポンチ絵」です。 ポイントはこの簡単な「新造のスペーサ」でこれでコンテッサのハブキャリアにルノーのローターを使おうというものです。ローターの価格もUS$13.99!。このアイデアはCADやプロトなどで詰めたものではありません。しかし、自分としては少し、先が見えたと思います。特に「方法4」には絶大な効果になるでしょう。