2024.1.31 1963年 Corvair用アルミホイール – DEL CONTESSA 先日、「WEBは知の宝庫!」に「米国のホイールの歴史&文化がわかるカタログサイト」を紹介しました。そこには日野自動車&デルレーシングが当時、使用したアルミホイールが掲載されていたのです。これは新たな発見です。そのページのキャッチコピーにあるように正に「単なるデータも集まれば情報に、そして結びつけば知識となる」でした。 米国、American Racing Equipment社の「1963/1964年のTORQ-ETTE」であることが判明したのです。日野自動車の当時の写真を見るとスタッドボルトの穴が空いてないので、おそらく日野コンテッサ1300のPCD 120mmに合わすべく穴なしを注文したのでしょう。 型番も判明したので、Googleで検索するとさらに画像のような「TORQ-ETTE」のカタログらしきものをヒット、そこにはCorvair (1962年型と推測) がこのホイールを装着しており、これこそがもっとも見たかったものです。 なるほど格好いい、実に無骨なホイール、だからこそ女性的なCorvairに似合うのだと、つまりコンテッサ1300も同じであるということです。当時、コンテッサ1300にこのホイールを選んだ方、すごいセンスですね。 やっぱり、この時代のクルマには13インチのホイールにハイトのあるタイヤが一番似合ってると思うと共に、現代のネットのパワーに感動であります。GENIE-CORVAIR のリヤにだけ使用されていた背景も判明しました。