2025.4.28 考古学な日々 – 古の部品 (25):ワークス用エンジンの軽量タペット & 公道復帰10年、経年劣化修復プロジェクト (98) – タペットの選択

 日曜の午後、今回使用のタペットの二つにある傷の修復を試みましたが傷が深く、あらたな解決方法へと進みました。
 手持ちのタペットに画像左上のように軽量化かつオイル穴を増やしたものがあることに気がつきました。壁の厚さが標準 (画像右下) の2mmから1.5mmと薄く、重量は44.3gから40gと10%軽いものです。
 こちらのセットのほうは致命的あるいは内燃機屋での作業が必要となる傷もないのでこちらを使用することにしました。すぐさま、クリーンアップを勧めました。この先、定盤でのダメ押しをするか考えます。
 このタペットも南カリフォルニアのOHVエンジンスペシャリストの作品なのでしょう。出来上がりの日野GR100エンジンが楽しみです。