2025.3.23 考古学な日々 – 古の部品 (24):ワークス用エンジンのオイル対策 & 公道復帰10年、経年劣化修復プロジェクト (91) – バルブロッカー周り

 シリンダーヘッドのクリーンアップを進めています。手作り感の強いアルミ鋳造品、なかなか手強いです。
 スタッドボルト、本来は交換すべきですが、手間を惜しむというか、大丈夫と素人判断、スレッド修正だけにしました。しかし、修正用ナットでの作業は結構時間のかかるものです。
 綺麗にしたバルブロッカーガイドを仮に入れてみました。下部の受皿のようなプレス部品、BREのエンジン制作で露呈したタペットへのオイル供給問題改善の涙ぐましい策です。カリフォルニアのOHVエンジン専門家の経験値の作品なのでしょう。
 今回のエンジン制作はこんな状態で日野自動車ではどこにも存在せぬデータ&プロセスでコトが進んでいます。個人の努力で記録に残すことも責務と考えています。