2025.3.15 考古学な日々 – 古の部品 (23):ワークス用エンジンの吸排気バルブスプリング & 公道復帰10年、経年劣化修復プロジェクト (90) – そのバルブスプリング課題

 先日、バルブの丈の長さについて記述しました。ではそのスプリングの機構はどうなっているかです。
 アウター側、通常の丈、約49mm (画像左) に比較して、丈の長いバルプの方は、約51.5mm、2.5mmほど高くなっています。巻き数は同じです。それはバルブに掛ける荷重は同じということです。
 長い影響、推測するに、第一に思ったことは、カムのリフト量の大きなものへの対処、第二にプッシュロッドへの考慮と考えました。詳しくは勉強中です (参照:備忘録 – エンジンバルブスプリング&ダンパー
 データ&プロセスの全くないエンジンの制作、苦しみは彼方に消え去り、今は、誰も教えてくれない、原理原則で自分で新たに導き出すしかない、これがコンテッサ1300を自分でいじることの楽しさとエンドレスな趣味なのかと自負しております。