6月18日 (土) 、この日は、先のジムカーナの練習会 (2022.6.4:ISDC ジムカーナ練習会) などで今まで気になっていた点をメンテナンスしました。
まず、子細なことでが、エンジンルーム内の水パイプを固定するクランプの緩みのチェック、スペーサが外れて、オイルパン横のエアダクトのカバーの中に転がっていました。当然、再度、しっかりと取り付けました。
次は燃圧の不安定さが大分前から気になっていました。それは何時始まったか定かではありませんが、レギュレータの圧のコントロールスクリューで調整しても、変化がなかったりでと、そんなことが発生していました。当然、正確な燃圧が出ません。先の筑波からの帰路で燃圧系がホボゼロを指したりと気になっていました。
分解して、冒頭の画像のように内部のクリーンアップをしました。ただ、この分解時に調整スクリューのスプリングがどうも外れていたように思います。中のダイアフラムのところに転がりこんでたのではないかと思うものです。現場で調整の際、緩め過ぎてそうなったのかは今では定かではありません。
いずれにせよ、外観もクリーンアップし、仮取付をして、アイドリングでの燃圧調整、4PSI弱、おそらく0.28kg/cm弱程度でしょう。以下はいつもの参照先です:
- キャブレター基本セッティング
- アイドリング時燃圧 4気筒...0.25~0.30kg/cm
- 参照先:http://www.kameariengineworks.co.jp/Catalogue-v3/catalogue-068.pdf
実際は、走行してみないと、あるいはジムカーナの現場でチェックしないとわかりません。取り敢えず、調整スクリューも感触よく正常に動作するし、燃圧系の指示も微動だしませんので、これで良ければと楽観しております。
そして、もう一つの大懸案事項が、燃料キャップからのオーバーフローです。もちろん、通常の走行は何ら問題ありません。問題は、ジムカーナでの旋回です。これに気がついたころは、ギリギリのガソリン量にして走行したのですが、今度はエアを吸ってエンジンストールが発生したのは一度ではありません。
本当は当時でさえ、普通のクルマのようにバッフルはあればと思うのですが、日野自動車の設計には肝心なアイデアすらなかったようです。いずれバッフルを設けたいと考えております。
最近では、画像のようにキャップを蓋を縛ったり、その周りに漏れても良いように布を巻き付けていますが。。。問題はボンネットの上にも撒き散らすことです。
当面、出来そうなこととして、パッキン (耐油性ゴム、2mm厚) をフレッシュなものに交換してみようと思います。以下は、同じ品の旧い燃料キャップを分解したものです。何とかなればいいですね...